自分自身が積極的に行動したからこそ協力者が現れる

2022年度2次隊 ボツワナ派遣予定 新崎 茂吉(職種:バレーボール)
実習場所:岩手県釜石市
すてっぷあっぷサロンの様子 すてっぷあっぷサロンの様子

私は2022年4月から6月末まで、岩手県の釜石市でグローカルプログラム(以下、GP)に参加しました。参加しようと思った経緯は、私は今年の3月に大学院を修了し、7月からの派遣前訓練まで期間が空いており、タイミングが良く、何か新しいことに挑戦したいなと思い、参加しました。受入先であるパソナ東北創生では、2つの活動に取り組みました。1つ目は、ジョブカフェかまいしにて定期開催しているすてっぷあっぷサロン(ママさん向け)の企画・運営、2つ目は釜石市事業者向けの事業戦略策定研修の運営補助です。

また、この2つの活動にそれぞれ目標を立てて活動していく中で、釜石のまちづくりに携わる行政や民間組織、企業、市民等の実態を理解することや、自分自身の社会人としての経験を積み、物事の進め方やコミュニケーションの取り方について学ぶことを狙いとしました。

釜石シーウェイブスの試合ボランティアの方達と写真を撮りました 釜石シーウェイブスの試合
ボランティアの方達と写真を撮りました

すてっぷあっぷサロンの企画・運営では、6月のサロンを自身が講師として実施する機会もいただきました。講師としての経験はゼロであり不安もありましたが、センターのスタッフの方にサポートしていただき、「自分へのご褒美に!誰でも簡単にできるセルフストレッチ・マッサージ講座」というタイトルで行いました。

研修の運営補助では、事前に事業者に対しての研修広報・ニーズヒアリングに同行し、研修当日は運営の補助として携わりました。また、研修の中で実際に経営者の方ともお話しをする機会があり、滅多にない学びのある良い機会となりました。

また、上記2つの活動だけでなく、放課後子ども教室や、市内のバレーボールチームやフットサルチームに参加したり、バレーボールイベントの実施、寿司会、釜石シーウェイブス(プロラグビーチーム)の試合ボランティアなど様々な活動に参加したり、とても充実した釜石生活を送ることができました。

GPは約70日間という短い期間ですが、その中で多くの人々との繋がりを作れたこと、プロジェクトの管理を実践的に学び小さな成功を重ねることができたことは大きな成果となりました。特に、自分と相手は違うと認識した上で「相手を知ること」を念頭において活動できたのは、これからのボツワナでの活動において役立つと感じました。また、実際に知らない・行ったことない地域に入って生活し、その地域のために活動するという経験を国内で積めるのはGPの良さであると思いますし、自分自身の成長にもつながります。

GPで苦労したこともありますが、振り返ってみて、充実して楽しかったと思うのは、自分自身が沢山行動して、多くの人たちと出会い、支えてもらったからだと実感しました。また他のGP生の活動を聞いていても、どれも魅力的な活動で楽しそうです。GPの参加について気になっているのであれば、是非とも参加することをおススメします!