プログラムに参加してよかった!芦北でよかった!

2023年度1次隊 ケニア派遣予定 原武 和琴さん
実習場所:熊本県芦北町
オリーブの手入れ中 オリーブの手入れ中

私がグローカルプログラムに参加しようと思った理由は、過去地方に住んだ経験から、将来は地方に住むぞ!という思いが強くあり、このプログラムはそんな私にぴったりだと思ったからです。また、誰でも参加できるプログラムではないため、不安や緊張よりも好奇心が勝ち、「やらず後悔よりも、やって後悔だ!」と参加を決めました。

私の活動先は、熊本県芦北町の御立岬公園という観光施設です。ここは、豊かな自然を感じられるだけでなく、キャンプ場、温泉、ゴーカート場、海釣りスポット、など魅力たっぷりの公園です。が、なかなかそういった「いいところ」を発信できていない!という声を活動先の方たちから聞いていたので、私は主に御立岬公園のインスタグラムを用いた発信を行いました。アンケートを取って投稿内容を練ったり、ストーリーズや動画を活用したり、公園利用者さんの投稿を紹介したりなど、いろいろトライしてみました。また別のアカウントも任してもらうなど、活動中は、いろんな面から公園を見て、どうアピールしようかを常に考えていました。それ以外でも、オリーブの手入れを中心にさまざまな公園業務のお手伝いをさせていただいたり、公園外のところでは、空手教室に参加したり、地域おこし協力隊の皆さんと交流したり、さまざまな経験を積むことができました。

活動先の御立岬公園 活動先の御立岬公園

特に私は、社会人経験がなかったこともあり、自分と立場が異なる人とコミュニケーションを取ることや、社会や組織というものに最初戸惑うことも多かったです。わからないことだらけの世界で、経験一つ一つを通して、迷い、理解し、学びに変えていくことができたと感じています。また活動していくにあたって、PDCAサイクルがうまくいかないことも多かったのですが、その経験のおかげで、活動を継続するには自分は何をしたいのか原点に戻ること、振り返りの時間を作ること、人を頼ること、第三者に活動を見てもらうこと、体調管理など、大切なことをたくさん学ぶことができました。知らないまま協力隊になっていたらどうなったのだろう!と不安になってしまうくらい、今回得た学びは間違いなくケニアでも活かすことができるでしょう。

プログラム中、たくさん失敗もしましたが、今となってはその経験も「よかった!」と思えるくらい、自分の成長と充実感を感じることができています。また、芦北町の人たちは本当に優しくて、これから訓練所、そしてケニアへ派遣される予定ですが、芦北町の人たちの顔を思い浮かべながら、今後活動できることがとても嬉しいです。辛いことがあっても、支えてくださった芦北町の人たちを思うと、自然と前向きになれます。今回のプログラムで、すっかり芦北町が大好きになった私は、最終報告会でも「芦北とケニアの架け橋になる!」と宣言しました。どうやったら芦北とケニアの架け橋になれるかな・・・考えているだけでワクワクです!また帰国後、無事帰りましたよ〜!と報告できる日も楽しみです。

イベントで鉄砲隊になりました! イベントで鉄砲隊になりました!

多くの学びと素敵な町に出会わせてくれたグローカルプログラムに心から感謝です。3ヶ月間、関わってくださった全ての皆さま、本当にありがとうございました。