任国派遣前にワクワクするような知らない地域に入り、成果を残すことができたと思えるような経験をしたかったという思いがまず1番にあります。そして私は大学卒業してすぐに海外協力隊に参加したので社会にでてたくさんの人と関わる経験を今まであまりなかったことからここで人間関係の土台や企画、運営力を身に着けたいという思いでグローカルプログラムに参加しました。
75日間のプログラムを終えて、まず毎日に刺激があり、ワクワクすることや悩むことなどたくさんありましたが成長できる環境であるのは間違いないです!
私たちの活動は受け入れ先ドチャベンジャーズさんと共に活動するのではなく、五城目町に入り、町の方と話をしていく中で改善点や課題点を聞き、そこにニーズがあるのならば町の方とパートナーになり活動を進めていくという形なので「何をしてもよい!」と言われるのですが、ただ行うのではなく、求められていることのニーズ調査や誰のための活動なのか、しっかりとした核をもって活動する必要があります。
その中で主に2つの活動を行いました。
[森山こども園での運動教室]
ここでは子供たちに普段しないような運動遊びやボールを使ったミニゲームを提供し、新しい学びを感じてもらうことで主体性や協調性、体の使い方を養うことができたのではないかと思います。
ここで得た事は任国に派遣された際に行うかもしれないことを事前に経験ができたこと、そしてそこから出た改善点を発見できたこと。また事前につながりを持つことで任国での活動の際に日本とエジプトを、オンラインを通してつながりを持つことができた事ではないかと思います。
[五城目高校野球部]
ここでは野球部に対して技術指導やチーム作りへの貢献、大会にむけて応援団作りの企画に取り組んだことです。技術指導1つにしてもコミュニケーションのはかり方や関わる距離感は大きな学びでした。応援団企画については顧問の意向から応援団を作り、選手の後押しになるようにしたいという気持ちと企画をきっかけに、町の方に五城目高校に再び目を向けたくさんの人に認知をしてほしいという想いから作ることになりました。ここで得た事は企画や宣伝力、人を動かす行動や言動を学びました。
75日間は普段経験できないようなことがたくさんでき、本当に充実した日々を過ごせると思います。
しかし自ら行動しないとこのような経験をすることはできないと思います。私もそれを感じることがありました。もちろんグローカルプログラム活動先で何か成果を残すことができればいってよかったなと感じられると思いますが、目に見える成果を残すことが出来なくても町の方の心には成果がたくさん残っていることは間違いないです。ですからこのきっかけをチャンスだと思い一歩踏み出せば新たな光がまたつかめること間違いなし!
最後に「一言芳恩」