かっぱになりきり撮影!
遠野で過ごした71日間。
「ひおちゃんは何でもできる。てんどがいい。」
「どこに行っても、その好奇心と行動力、発想力と笑顔を忘れずに。」
「旅に出るだけ、また帰っておいで。」
たくさんの方から愛のある言葉をいただき、涙をこらえながら遠野を後にしました。
グローカルプログラムの存在は協力隊に応募する時点で知っており、合格したら絶対に参加したいと思っていました。理由は、「まだ気づけていない自分の可能性に出会いたい」という思いと、「ホンジュラスから帰国した後の未来を考えるきっかけを見つけたい」と考えたからです。
交換した名刺の数々
活動内容は主に三つです。
SNSを活用した遠野の魅力発信、自分の得意を活かした
ワークショップの開催、そして人や地域資源を活かした
ものづくりです。
私がお世話になった山里ネットさんは、遠野を誰よりも知り尽くしたスペシャリストたちが集まる団体で、「人探しなら山里さんに聞くべき」と言われるほどでした。
どんなに小さなアイデアでも否定せず、可能性を広げてくれる環境があり、その中で、私の「やりたい」という思いを起点に人とのつながりが広がり、充実した日々を過ごすことができました。
また印象的だったのは、「この活動を通して何を学べるのか」という“その先”を常に見据えている姿勢です。
私自身もその視点を大切に、一つひとつの活動に向き合いました。
縄ないや消しゴムはんこ、遠野の羊の毛を使用したフェルト作品など、地域資源を活かしたものづくりや日々の交流を通して、「自分にはまだ知らない一面がある」と気づき、自分を再発見することができました。
遠野の資源を活かしたものづくりの集大成
「遠野はいい意味で発展途上なんだ。だからこそ移住者や、挑戦する人が多い。
JICAに行く子たちにも合っている土地かもしれない。」そんな言葉を聞いたとき、遠野での経験とこれから自分が向かう世界がつながっているように感じました。
遠野で気づいたのは、「人と関わることで、自分も相手も変わっていける」ということです。
「やってみたい」という一歩が人とのつながりを生み、新たな挑戦につながっていきました。
そして、地域を動かすのは特別な誰かではなく、「関わろうとする人」なのだと実感しました。
この経験はホンジュラスでも活きると感じています。
環境教育においても、一方的に教えるのではなく、相手を知り、ともに考え、行動することを大切にしたいです。
遠野で出会った人たちが私の可能性を信じてくれたように、今度は私が誰かの可能性を信じ、引き出せる存在でありたい。
遠野での71日間は、「自分には何ができるのか」を教えてくれた時間でした。
これからは、その可能性を誰かのためにどう活かすのかを問い続けていきます。