モザンビークは、独立直後の1977年から1992年まで続いた内戦によって発展が遅れたものの、2001年以降はアルミ精錬事業や水力発電などの大型プロジェクトが経済を牽引し、好調な経済成長を維持しています。また、インド洋に面するマプト、ベイラ、ナカラに、アジア、中東、欧州等と南部アフリカ諸国とを結び付ける港湾を持つなど地理的な重要性を有する中、近年原料炭や天然ガスなど豊富な鉱物資源が確認されている他、農業の開発ポテンシャルも期待されています。一方で、依然として世界の最貧困国の一つとして数えられ、特に社会セクターに多くの課題を抱えています。そのような中、JICAは、(1)地域経済活性化、(2)人間開発、(3)防災・気候変動対策を重点分野としてインクルーシブかつ持続可能な開発を支援しています。
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