【実施報告】「スプリング1DAYスクール:夏休みに向けた学びシリーズの幕開け!はじめの一歩」を実施しました

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ミッションウォークで使用したパスポート

初めて出会う仲間と共に、「様々な国の文化を知ろう!学ぼう!一緒に遊ぼう!」をコンセプトに開発教育の一環として、2022年3月20日、JICA横浜を舞台に小学生を対象としたスプリングスクールを実施しました。JICA横浜を小さな世界と見立て、施設内探検ミッションウォークや、世界のあそびを楽しみました。

いよいよ始まったスプリングスクール。参加者同士のアイスブレイクと自己紹介からスタートです。世界遺産や世界の料理、絶滅危惧種などのパズルをみんなで完成させるアクティビティを行いました。今回の参加者は、小学校1年生から4年生までの様々な地域の学校に通っている子供たち26名。スタッフの心配をよそに、あっという間に緊張が解け「次は何をするの?」とワクワク感が高まっている様子でした。

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最後、参加者たちが協力して作成した紙コップアート作品

体育館に無造作に置かれた紙コップの山々に興味津々の子供たち。次は紙コップアートの時間です。

今までに見たことのない数の紙コップを無心で積み上げていきます。個性溢れる作品が沢山できました。

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右上:ブラジルのフェイジョアーダ、右下:チリのパステルデチョクロ、中央:ハワイのモチコチキン

午前中のプログラムの目玉「JICA横浜内ミッションウォーク」。参加者一人一人にミッションが書かれたパスポートが手渡され、さっそくJICA横浜センター内のすみずみまで歩き回ります!各所には、異国感漂う(!?) 空間とスタッフが待ち構えており、様々な国に関するミッションに挑戦しました。(ワールドバザールでの買い物体験、覚えた外国語で挨拶、日系社会の物語を聞いてクイズに答える等々。)

午前中のアクティビティを終え、エネルギーを補給する昼食の時間です。希望者は世界の料理のつまったランチボックスを楽しみました。

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本物の竹をつかってのバンブーダンス。良い音が響いていました。

午後の活動は、ギニア・サブマンド楽団による音楽演奏からスタートです。迫力の太鼓の響き、初めて聞く言葉の歌、カラフルな衣装、子供たちは終始舞台に釘付けでした。鑑賞後はギニアについて質疑応答の時間をとり、ギニアの文化を学ぶ時間となりました。ギニアの手遊びを教えてもらい、何度も楽しみました。参加者も民族楽器を持ち、サブマンドのメンバーと即興セッションやダンスを一緒に踊る体験もできました。

音楽鑑賞の後は、世界の遊びで体を動かします。円のコートを使った鬼ごっことバンブーダンスです。昼食前に一度挑戦をしたバンブーダンス、見るのとやるのとでは雲泥の差で意外と難しい…。そしてプロのバンブーダンサーの動画を観てみると、大技がどんどん繰り出されていてビックリ!刺激を受け「もう1回やってみたい!」とチャレンジする人多数でした。

そろそろ終わりの時間が近づいてきました。活動の仕上げのレポート&クラフトタイムです。今日1日の振り返りと、イベント主催の「JICA」について知る時間も設けました。参加者から保護者へ今日知ったこと、体験したことをシェアしてもらうため、子供たち自身でブースを作り、説明をホワイトボードに書いたり、クイズを作成したり、参考図書をずらっと並べてみたり。短時間での準備でしたが工夫を凝らして保護者を迎え入れました。 スプリングスクールでの1日の活動を親子で共有した後に、サブマンド楽団が再び登場!最後に演奏をしていただき、全プログラムを終えました。

今回、対面イベントを実施するにあたり、十分に注意を払いながらこまめな消毒・常時換気と感染症対策に取り組みました。ご参加の皆様におかれましても、大変細かな部分までご協力をいただき、誠にありがとうございました。

参加者アンケートからは、興味をもった国、文化、言語があった。日本とは違う生活が海外には存在していると気付く機会となった。という声がありました。一番多かった感想は、「新しい友達ができて嬉しかった!」でした。

本イベントを通じて、運営側の私も、子供たちの好奇心・エネルギー・アイデアは無限大であることを改めて実感いたしました。今回の経験を次回企画へと活かしていきたいと思います。ぜひ次の機会にも、お会いできることを楽しみにしております。そして新たに参加されるみなさまとの出会いにも期待しております!(市民参加協力課:成田)