放送局関連のボランティアを考えるも、
有段者として剣道での応募を決断。
放送局で長年、報道の仕事をしていました。外信部の特派員としてジャカルタに3年間駐在した経験もあります。
同僚たちの中にJICA専門家として、ディレクターや技術関係、放送全般を指導するために開発途上国に派遣されていた人がいたので、JICAの存在は身近なものであり、彼らのさまざまな話を聞いては、もう一度海外に行きたいと海の向こうに思いを馳せていました。
退職後に具体的に応募職種を検討。これまで積み上げてきた報道の仕事で国際貢献をすることも考えましたが、個人的には“そろそろ別のことをやってみたい”とも感じていました。そんな中で目に留まった、シニア海外協力隊募集情報の「剣道指導者」の文字。剣道七段を持っていた自分にとって“趣味の剣道で海外に行かせてもらえるなら、この上ない”と思い、剣道で応募。選考を経てトルコへの派遣が決まりました。