青年海外協力隊に参加した先輩の姿に、
自身を重ねあわせた中学生時代。
中学生のころテレビで見た「青年海外協力隊に参加した若い看護師が、アフリカの大地をバイクで走る姿」に憧れ、専門学校へ進学し看護師の資格を取得。都立病院の脳外科に5年、救命救急に2年勤務しました。
本当は3年実務経験を積んだらすぐ青年海外協力隊に参加したかったのですが、いざ仕事を始めると楽しくなってしまい、年次が上がるにつれ新人教育や研究などの役割も増えてきたため、それらが一段落したタイミングで協力隊への応募に至りました。無事選考に通り、セネガルへ行くことが決まったときは「ようやく行ける」という思いでした。
日本と現地の医療のギャップに適応できるか不安はありました。協力隊のレポートを読むと、前の隊員が苦労している様子も伝わりましたし、病気や治安についての不安も、なかったと言えば嘘になります。しかし全て「行ってみないと分からない」と気持ちを切り替えて、自分の気持ちと折り合いをつけました。