研修員受入事業
研修員受入事業は、日本国内を国際協力の現場とする人材育成事業であり、ボランティアや専門家の派遣など開発途上国を現場とする事業とともに、JICA事業の重要な柱の1つです。
研修員として受け入れるのは、開発途上国の行政官や技術者など、国造りを担うリーダーとなる方々です。こうした人々を対象に人材育成を行うことで、効率的かつ効果的に開発途上国の発展に貢献することができます。
研修員は、日本での講義や視察、実習を通して、各分野における日本の知識や技術を学ぶだけでなく、現場で働く人々の姿勢や考え方に触れ、そして日本の知識や技術が実際に機能している様を体験します。こうした日本での実体験は大変貴重であり、研修員が新たな知識・技術を自国に導入する際に、大きな手がかりとなります。
また、日本滞在中には、日本の文化や生活に触れたり、日本人の友人を得ることで、多くの研修員が日本の良き理解者となって帰国していき、開発途上国と日本を繋ぐ真の架け橋となっています。
JICAの研修は、国の機関、大学、県・市等地方自治体及び企業、NGO等からのご協力ご支援によって支えられて行われています。JICA中国も例外ではなく、中国5県に所在する各団体の協力を得て、様々な課題に適った専門のカリキュラムを用意して研修を行っています。
また、当センターの研修における特色としては、どの分野の研修についても、平和記念資料館訪問を、プログラムに組み込んでいることが挙げられます。これにより、ヒロシマの平和への願いを知ってもらうだけではなく、ヒロシマの復興の過程を知ることにより、開発途上国、特に紛争経験国からの研修員の自国の開発に望む意識の高揚に資することを期待しています。
JICA中国研修員受入実績
本邦研修は、課題別研修と国別研修に分けられていて、前者は世界または地域共通のニーズに対応して研修カリキュラムを作成します。一方、国別研修は特定の国の課題に対して直接的かつ即効的に対応できるよう、それぞれの要望にあったカリキュラムを組み、研修員を限定した国から受入れます。
また、それ以外に以下のような種類の研修があります。
長期研修:日本の大学での修士号や博士号等の学位取得を目的とした1年以上の研修
青年研修:開発途上国の将来を担う青年層を対象とした、日本の技術課題を理解する基礎的な内容の研修
日系研修:中南米の日系人への技術協力を通じて当該国の国づくりに貢献することを目的とした研修


研修コースレポート
- 地域別研修「アセアン地域 海上安全保安能力強化」
- 青年研修「都市環境管理(マレーシア)」
- 国別研修「インド 火力発電(石炭)」
- アルメニア・ウズベキスタン国別研修「火力発電(ガスタービン)」
- 課題別研修「ガスタービン・石炭火力発電 ―安定電力供給のためのメンテナンス技術向上―」
- 国別研修「ガーナ 理数科教授法改善」
- 地域別研修「アフリカ地域 初等理数科教授法改善」