<イベント報告・熊本>「コラボカフェ~ブラジルの風を感じて~」を開催しました!

2021年6月16日

ブラジルの食文化について語る駒井さん

開催日:2021年5月22日(土)
開催場所:Zoomでの開催

「コラボカフェ」とは、世界のいろいろな国のお茶や特産品を通して、それらにまつわる文化や歴史を深く味わう講座です。JICA海外協力隊として世界各国で過ごしてきた隊員が、ホストとして皆様をおもてなしします。コロナ感染拡大防止に加え、より広くたくさんの方にご参加いただけるよう、オンラインで開催いたしました。
また、今回はJICA海外協力隊2021年度春募集開始に伴い、イベント冒頭でJICA海外協力隊の概要についても少しだけお話しました。

今回のメインテーマであるブラジル。その文化や魅力を、2018年度3次隊日系社会青年海外協力隊として日本語教育でブラジルに派遣されていた駒井佑子さんに、 協力隊活動についてのお話も交えながら紹介していただきました。

ブラジルでよく飲まれている“カフェジーニョ”。響きがかわいらしいその正体は、エスプレッソコーヒーにお砂糖をたっぷり入れたもの。シュハスコにフェイジョアーダ、フェイジョンなどなど、そのカフェやスイーツ文化に圧倒されていると、今度はボニート、イグアスの滝にオウロプレートなどの観光地の数々。さすがは南米一の広さを誇るブラジルです。中でも興味深かったのはブルメナウ、というドイツ風の街並みの町。他にもアフリカ風やフランス風に加え、サンパウロにはリベルダージ(東洋人街)も。
そんな豊かな自然や食文化のブラジルで活動した駒井さんは、日本語教育という職種ながらも、現地ではその枠にとどまらず、演芸会のために歌やダンス、演劇などの指導を行ったり、コロナ感染拡大の影響で一時帰国となった後も「上を向いて歩こう」をオンライン合唱したり、時差の大きいブラジルと日本間でオンライン授業を定期的に行ったりと、精力的に活動されました。また、どうしてJICA海外協力隊を選んだのか、海外に行く一つの選択肢としてのJICA海外協力隊の魅力も語ってくださいました。
とても分かりやすいスライドとお話で、終了後には日本語教師について、派遣国がブラジルなった理由、派遣前の語学訓練について、歌やダンスの指導はどうやってされていたのか、帰国後の展望などなど、たくさんの質問がありました。

ご参加いただいた皆様からは
・写真が多くて非常に聞き入りやすい内容だった
・協力隊の活動に興味があり、経験談を聞くことができてよかった
・もっと現地のことを知りたいと思った
・日本語教員免許について聞きたくて参加したが、気になっていた部分を聞くことができてとても身になった
などのご感想をいただきました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回は7月17日(土)に開催予定です!

お問い合わせ:
  JICAデスク熊本 担当:尾上
  電話番号:096-359-2130
  Eメール:jicadpd-desk-kumamotoshi@jica.go.jp