ムワンザ州及びマラ州給水計画

  • 種別:無償資金協力
  • 案件名:ムワンザ州及びマラ州給水計画
  • 実施地域:ムワンザ州、マラ州
  • 実施予定期間:2009.5〜2013.12
  • 実施機関:水省
【写真】

建設されたハンドポンプ付き深井戸で水を汲む周辺住民たち

水省のデータによると、安全な水へアクセス可能な人口の割合は、ムワンザ州で58.1%、マラ州で48%(2007年12月)となっています。

このプロジェクトでは、ムワンザ州(293万人)の26村落とマラ州(136万人)の18村落において、182基のハンドポンプ付き深井戸や、湧水を利用した給水施設を1基建設します。その結果、新たに約4.6万人に対して安全な水を供給することが可能となり、プロジェクト対象地域における給水率は約6%(2005年)から22%(2020年予想)まで向上し、地域住民の生活の改善に貢献することを目指しています。

また、建設した施設は、住民グループによって運営維持管理が行われます。しかし、住民だけでは簡単な修理もできなかったり、水料金の支払いが滞り必要なスペアパーツを購入することができなかったりして、施設が稼動しなくなってしまうこともあります。そこで、このプロジェクトでは、施設を建設すると共に、水利用組合を結成し、住民に対して施設の運営維持管理のための技術指導を行います。