環境教育
「環境教育」隊員とは?
人々が自然と調和した健康な生活を送るために行う、私たちの身の回りや地球全体の環境に関する教育や取り組みのことです。環境教育隊員は、「ゴミ問題」「自然保全」「環境理解」をテーマに、任地の課題改善に向けての活動を展開していきます。
隊員は行政機関や自然保護地域で「イベントや研修会の企画・運営」「学校巡回授業」「教材の開発」「広報ツールの作成」「展示の改良」「コンポストの普及」「グループ育成・人材育成」「モニタリング」「ツアー」「ゴミ処理ルートや方法の改善」「他団体との交流・連携事業」のほか、多様な活動を行っています。
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3R推進にむけた啓発活動を行う隊員(フィジー)
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学校で環境教育を行う隊員(スリランカ)
「環境教育」隊員には何が必要?
環境教育の経験に限らずさまざまな経験、スキルが役立つ可能性があります。例えば「イベントの企画、運営」「各種教育・指導経験」「リーダー経験」「営業・交渉」「広報活動」「プロジェクトマネージメント」「調査、マーケティング」「起業・経営」「写真、イラスト、映像、音楽、演劇等」「教材・展示、HP、ポスター等広報ツール制作」「ボランティアやインターン経験」などです。
現場で求められる主な経験の種類を以下の4つのレベルに分類しています。
- ★1コンポスト・一般ゴミ等の啓発活動経験
- ★2自然保護やエコ(自然)ガイドに関する活動経験
- ★3環境関連活動の知識や経験
- ★4環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
★1や★2は環境系の「啓発活動」の有無に焦点があります。啓発活動はしていないが「ゴミ拾い活動の経験がある」または「環境系の知識を有する」場合は★3、環境関連活動の知識経験がなくとも「営業経験」や「教育経験」、「プロジェクトの企画・運営経験」など、環境教育に役立つ経験のいずれかを有している場合は★4のレベルに該当します。
「環境教育」隊員のシゴト Q&A
- 職種に関する派遣前のサポートはありますか?
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必要に応じて、課題別派遣前訓練(オンライン)を受講する機会があり、各種環境教育手法、廃棄物やコンポストの基礎知識をはじめとする、現地で必要とされる考え方、手法を学ぶことができます。
環境教育OV(帰国隊員)会HPでは、環境教育隊員の活動記事の紹介をはじめ、帰国後隊員の報告会、イベント出展、勉強会など情報を随時お知らせしています。 - 応募前に環境教育の知見や経験を深めることは出来ますか?
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各種環境教育関連の研修、イベント、ボランティア活動などを多くの団体が行っていますので、積極的に参加してみてください。スタッフ側の経験もすると運営側の視点でも多くのことが学べます。
<関連する研修等を行っている団体例>
・日本シェアリングネイチャー協会 ・KEEP協会環境教育事業部 ・日本環境教育フォーラム
・iPledge ・ジャパンGEMSセンター ・地球環境パートナーシッププラザなど
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