数学教育
「数学教育」隊員とは?
「数学教育」隊員は、小学校・中学校・高校の教員として活動します。教員養成学校の学生に指導する要請もあります。主な活動は以下のとおりです。
- ・身の回りの資材で制作できる教材を利用して、分かりやすい授業を行う。
- ・一方的な授業ではなく、生徒の興味を引き出し生徒が主体の授業を行う。
- ・現地の教員と一緒に、授業研究や教師の研修会を行う。
- ・教員養成学校の学生や現地教員に対し、授業改善に関する助言・支援を行う。
- ・配属先と相談の上、求められれば可能な範囲で課外授業を行う。
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教員養成学校にて、黒板の使い方指導(ラオス)
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補習を続けた結果、クラスの国家試験合格率が11%から13%に上がりました!(タンザニア)
「数学教育」隊員には何が必要?
- ・大学学部レベルの数学の専門知識
- ・相手の意見を聞き理解し、自分の意見も伝える力。
- ・地道な活動に根気強く取り組める忍耐力
- ・資材不足でも身近な資材で教材を開発する柔軟な創造性
- ・「生徒が主体の授業」に対する理解
- ・教諭免許:中学/高校(数学)、小学校
※必ずしも教諭免許を持たない場合でも応募できる要請もあります!学校や塾での指導経験(集団指導)があれば活動に役立ちます。
「数学教育」隊員のシゴト Q&A
- 教員免許がなく、授業の指導経験がないのですが、数学教育で応募できますか?
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必ずしも教諭免許を持たない場合でも、理数系の学部を卒業している(卒業予定)など、自然科学のリテラシーがあれば可能です。免許がない場合や、学校での実務経験が3年未満の合格者には、学校で授業を行うための技術を補完する研修を行います。
- 算数を小学校で教える活動があるようですが、「小学校教育」職種との違いは何ですか?
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途上国では日本の小学校と中学校の学年を合わせて小学校としている国が多くあります。 日本の中学生にあたる、主として高学年の生徒を教える活動の場合は「数学教育」職種になります。

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