<イベント報告・佐賀>タイ国際理解講座が開催されました!

2020年12月7日

11月29日のオンライン開催の様子

佐賀とタイの交流事業の説明

タイ語講座中の様子

 JICAデスク佐賀では、東京オリンピック・パラリンピック2020の開幕が延期されたことを逆にチャンスと捉え、ホスト国と関係する団体と協働し、佐賀県でおもてなしする機運を高めるための活動を行うことにしました。
 佐賀県国際交流協会、サワディー佐賀、佐賀県国際課・スポーツ課、プロバスケットチームKARATSU LEO BLACKS、Kia Ora Kiwi(キオラ キウイ)と『さがホストタウンおもてなしネットワーク』を結成し、オリンピック2021のホストタウンとしておもてなしの為の国際理解イベントを実施しています。
 イベント第4回目となった11月29日(日)は、『オンライン国際理解講座④~タイ編~』を、佐賀県在住のタイ人の方、また、タイパラアーチェリー選手のコーディネーターをされているサワディー佐賀メンバーの方をお迎えして、Zoomにて国際理解講座を行いました。
 まず佐賀県とタイとの今までの関りや、ホストタウン認定に至るまでの経緯、サワディー佐賀が実施されてきたおもてなし事業について話されました。
 タイでは2014年に佐賀県を舞台にした映画作品が公開され、それを機に聖地巡礼といった形で、タイ人観光客の方が佐賀に多く訪れるようになった事、そののち、佐賀県とタイ政府が文化交流の覚書を結び、活発な交流がなされるようになったという経緯をご紹介頂きました。また、文化交流として、祐徳稲荷神社でのタイ語通訳ボランティア、タイ料理教室、タイ語講座、タイの国際理解講座、単語帳の作成等、多くのおもてなし事業が行われており、聞いているだけでもワクワクして参加したくなるような内容でした。
 その後、タイのパラアーチェリー選手にコーディネーターとして関わられているゲストの方にお話頂きました。アーチェリーという競技の説明から始まり、なぜアーチェリーという競技が、佐賀での事前キャンプに選ばれたのかについて、コーディネーターだからこそ知り得る情報を交えてお話頂きました。
 その後は、佐賀県在住のタイ人の方によるタイ語講座が行われました。
 私自身、JICA海外協力隊員として海外で生活していた際、母国から遠く離れた土地で自国の挨拶が聞けた時の喜びや、自国の文化に興味を持ってくれた時の喜びは、得も言われぬものがありました。この国際理解講座をきっかけとし、事前キャンプに訪れる選手はもちろんの事、観光を目的とし来日される方々、そして佐賀にお住いの外国人の方々と、現地の言葉でコミュニケーションをとれるきっかけになればと思います。
 ご覧いただいた皆様ありがとうございました。佐賀が6か国のホストタウンとなりこのような機会を設ける事が出来、各国の事を詳しく知る機会を作れた事を嬉しく思います。
 (当日の様子はさがホストタウンおもてなしネットワークFacebookよりご覧いただけます。)
 次回12月13日(日)は、ニュージーランド国際理解講座を実施予定です。次回もお楽しみに!

【次回のイベントご案内】

1.参加料無料です。
2.次回は、対面式とオンライン式のハイブリッドで実施致します。会場に来場される場合、申し込みが必要です。下記リンク『お申込みURL』よりお申込み下さい。
3.オンラインでご試聴をご希望の方は、お気軽に下記リンク『さがホストタウンおもてなしネットワークFacebook』へアクセス下さい。

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp