＜イベント報告・福岡＞「多文化共生ワークショップ」

JICA九州では、地域や学校で増えてきている外国人住民とお互いに認め合い、共に生きていく社会の実現のための取組みとして、ワークショップ型セミナー用教材を作成しました。
8月5日（金）はその教材を活用した「JICA九州　多文化共生ワークショップ」を実施し、福岡教育大学とその付属学校計4校から12名の教育関係者の方にご参加いただきました。

JICA九州より「多文化共生ってなんだろう？」の教材の活用方法について、一通りお話ししたのちに、実際に授業を体験するために「インドネシア出身の小学生が宗教や生活様式の違いにより学校生活で苦労している事例」についてグループディスカッションする時間を設けました。
参加いただいた教員の方からは、「事例を通して、過去クラスにいた外国にルーツのある子どものことを思い出しました。子供たちにも多様性を受け入れられるように育っていって欲しいと思います」、「実際に学校の授業で使ってみたいと思います」など好意的なご意見を頂く事ができました。
お忙しい中、ご参加くださった教員の皆様、また本ワークショップの周知にご協力いただきました福岡教育大学 付属学校課の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

「多文化共生ってなんだろう？」という教材にご関心を持っていただけましたら、ぜひ下記の関連リンクよりアクセスしてみてください。

（JICAデスク福岡　担当：鬼丸）