仏語圏西アフリカ医療機材管理者養成研修

種別:個別案件(第三国集団研修)
実施地域:セネガル
実施期間:2010年1月〜2014年3月
実施機関:国立医療機材管理養成校

妊産婦の健康の改善、マラリア、エイズ、結核などの疾病の蔓延防止を目標に掲げたMDGsの達成には、保健システム強化、特に保健医療サービス提供に直接影響を与える「保健人材」の強化が欠かせません。日本は過去セネガルにおいて数々の医療機材供与を行ってきました。病院にはそれら医療機材を管理する担当技師が配置されていますが、その技術レベルには課題を抱えていました。セネガルには1994年に設立された仏語圏西アフリカ唯一の国立医療機材管理養成校があります。JICAはこの養成学校と協力し、仏語圏西アフリカ諸国で病院の医療機材管理に携わる保健人材の技術の向上を目指した研修を2009−2013年の5ヵ年計画で実施しています。病院で働く医療機材管理技師が適切に医療機材の管理維持をすることで、安定した保健医療サービスが住民に提供に貢献することが期待されています。