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世界共通!感染予防の基本正しい手洗い!
世界共通!感染予防の基本正しい手洗い!

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって、世界中の人々が感染予防の重要性を認識しました。皆さんは感染予防を正しく理解し、普段の生活の中で正しく対策ができているでしょうか。
ここでは、感染予防対策をあらためて見直すとともに、日本と開発途上国の感染症拡大防止のために行う取り組みを見てみましょう。

手洗いやマスクはどうして大切なの?

手洗いやマスクはどうして大切なの?

ウイルスや細菌は、さまざまな「感染経路」から私たちの体内に侵入します。
例えば新型コロナウイルスの主な感染経路として、手すりやドアノブなどに付着したウイルスに触れ、その手で鼻や口を触ることにより起こる「接触感染」や、せきやくしゃみ、会話をする際に、ウイルスが含まれたつばが飛び散り、それを吸い込むことにより起こる「飛沫感染」などがあげられます。

これらの感染経路をふさぐために大切なことが、手洗いです。
手洗いをすることにより、手についている見えないバイ菌、ウイルスを落とすことができます。人は無意識のうちに目、鼻、口などの粘膜を手で触っています。感染パターンが一番多い「手」を意識的に消毒し、接触感染を防ぎましょう。

マスクの着用も飛沫感染の防止に効果的です。マスクで鼻や口を覆うことで、せきやくしゃみによってウイルスを飛ばさないようにする効果があります。

手洗いやマスクの着用、正しくできていますか?

手洗いやマスクの着用、正しくできていますか?

感染予防対策としては、手洗いやマスクの着用の意味を理解することと同様に、それらを正しく行うことが非常に大切です。
厚生労働省では「正しい手洗いの方法」や「正しいマスクのつけ方」をはじめ、それらを行うタイミングや正しい行動の仕方が紹介されています。

・正しい手洗いの方法

・正しいマスクのつけ方

・3月22日放送「NHKスペシャル“パンデミック”との闘い
~感染拡大は封じ込められるか~」から)

©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

JICAを通した世界各国の感染症対策への取り組み

手洗いを適切なタイミングで正しく行うことは、新型コロナウイルスだけではなく、その他の 感染症予防にも繋がります。 感染症予防だけでなく、健康や衛生のためにも、手洗いはとても重要です。特に開発途上国では、手洗いに象徴されるような衛生的な行動を定着させることや、それを可能にするための水供給、手洗い設備、石鹸等の環境整備を行うことが大切です。

JICAでは、感染予防のために大切な手洗いについて、開発途上国でも様々な活動で伝えています 。 

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