NGO活動レポート

NGOの組織運営・業務と途上国における子ども支援の実践方法を学ぶ(スリランカ)

福井友子  青年海外協力隊 2014年度1次隊/スリランカ/幼児教育

活動期間
2017年1月23日~2017年7月22日
活動テーマ
NGOの組織運営・業務と途上国における子ども支援の実践方法を学ぶ
受入団体名
スランガニ・ボランタリー・サービス
Q1.NGOでインターンをしようとしたきっかけは何でしたか?
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活動先NGO(スランガニ)スタッフ

隊員の時には、地域に根付いて集中的に支援が可能でしたが、その範囲は限られていました。それに対してNGOの支援は広範囲で対象者も多く内容も幅広いので、スリランカのより多くの子どもたちに関わる支援活動をしたいと思ったことがきっかけです。

また、NGOの組織やプロジェクト活動の実践方法を学びたいと思ったことも大きな理由の1つです。

Q2.インターンとしての経験(勤務状況、大変だったこと、嬉しかったこと等)と、経験を通して学んだことは何ですか?
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ALIPENCHAへの絵本箱のお届け

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本に夢中…♪

隊員の時には2年間タミル語圏での生活をしていましたが、今回はシンハラ語圏での活動だったので、言葉が全く分からないということが大変でした。

嬉しかったことは、隊員の時の任地の幼稚園を訪れて、絵本箱事業を実施することが出来たことです。その事業を通してNGO団体と元配属先の教育省を繋げることが出来たのも良かったです。

今回、インターンとして現地スタッフと共に半年間活動した中で、NGOの仕事を体験的に学ぶことが出来ました。利益を求めるのではなく、スタッフ一人ひとりが熱い想いをもってプロジェクト事業を行っていて、スリランカのより良い教育環境をつくるために日々尽力していました。想いは周りの人の心も動かし、支援の輪が広がっていました。NGOは、多くの人たちのご支援とご協力で成り立っていることを身を持って実感しました。

また、NGOで働くためには、マネジメント能力や語学力も大切ですが、問題と向き合いながら諦めずに出来ることを続けていく力が必要だということが分かりました。

Q3.この経験を今後どのように生かそうと考えていますか?
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LitteleT`s食品加工所のスタッフ

今すぐ直接的に生かせるかどうかは分かりませんが、保育士として日本の保育現場に戻り、この経験で培った広い視野とおおらかな心を持って社会還元をしていきたいと思っています。 また、さらにスキルアップした後に途上国の子どもに関わる国際協力の現場で働きたいと考えています。今回のインターン活動で学んだことを将来的に生かしていきたいです。

・帰国隊員進路情報ページ