ジブチ共和国における豪雨及び洪水被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2019年12月2日

到着した緊急援助物資を確認する外川JICAジブチ支所長

授受証明書署名の様子。
左から米谷駐ジブチ大使、アハメド・マダリスク・災害対策事務局長、外川JICAジブチ支所長、小澤自衛隊活動拠点司令

供与物資の自衛隊車両への積み込みの様子

ジブチ共和国における豪雨及び洪水被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

ジブチに対し供与するテント、毛布、スリーピングパッド、ポリタンク の緊急援助物資は、11月28日(木)にジブチ市へ到着しました。同日13時半(現地時間)よりアンブリ国際空港にて、ジブチ側からリスク・災害対策事務局アハメド・マダ事務局長とイフラ・アリ・アハメド内務省次官が、日本側から米谷光司駐ジブチ大使、外川徹JICAジブチ支所長、ジブチ自衛隊活動拠点の小澤学司令、また国連関係者らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、米谷大使より、ジブチ自衛隊活動拠点の自衛隊員が国際緊急援助隊・自衛隊部隊として支援活動を行っており、支援物資の被災者への配布支援及びその他の被災地域の復興支援も行うことが重要と考えている旨が述べられました。これに対し、アハメド・マダ事務局長より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した日本の救援物資が速やかに被災民へ行き届くよう最大限の努力をする旨が述べられました。最後に、米谷大使より被災者に対するお見舞いと、今回の豪雨及び洪水被害が一日も早く収まることを希望する旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、自衛隊部隊の協力の下、同国政府により被災者に届けられます。

以 上