持続可能な開発目標(SDGs)とJICAの取り組み

「持続可能な開発目標(SDGs)」とは?

2015年9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、193の加盟国によって「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)」が全会一致で採択されました。

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持続可能な目標(SDGs)の17ゴール

このアジェンダでは、「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を理念として、国際社会が2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための重要な指針として、17のゴールが持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)として設定されました。保健、教育など、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)の残された課題に加え、この15年間に顕在化した都市、気候変動、格差などの課題の解決を目指します。

SDGsを達成するためには、一人ひとりに焦点を当て、これを、貧しい国、中所得国、豊かな国のあらゆる国々で取り組むことが必要です。さらに、民間企業や市民社会の役割が益々高まり、あらゆるステークホルダーが連携すること(グローバル・パートナーシップ)も求められています。

SDGs達成への貢献に向けて:JICAの取り組み「3本の柱」

【画像】「SDGsは、国際的な目標ですが、人間の安全保障の概念や防災の主流化をはじめとして、日本やJICAのこれまでの取り組みも多数取り入れられています。SDGsを共有することで、国内の多様な方々にもっとJICA事業に参画していただきたいと思います。」

JICA理事長 北岡伸一
国際協力機構年次報告書2017より

JICAは、2000年から15年間にわたり国際社会が力を入れて取り組んできたMDGsにおいても、途上国の貧困に苦しむ人口の削減、乳幼児死亡率の削減、水や衛生施設の提供など大きな成果を上げてきました。これらの知見・経験、そして60年に及ぶ開発協力の経験とネットワークを生かし、SDGs達成に向けても、以下の3本の柱を中心に取り組んでいきます。

  1. JICAは、国際社会の平和、安定、繁栄を目指し、人間の安全保障と質の高い成長を実現する。SDGsは、この理念を加速、推進するものであり、JICAはリーダーシップを発揮しゴールの達成に積極的に取り組む。
  2. JICAは、我が国自身と開発協力の経験を活かし、SDGsの10のゴールについて中心的役割を果たす。【10のゴール:飢餓・栄養、健康、教育、水・衛生、エネルギー、経済成長・雇用、インフラ・産業、都市、気候変動、森林・生物多様性】
  3. JICAは、SDGs達成を加速するため、国内の知見の活用、国内外のパートナーとの連携、イノベーションを図り、SDGsの達成に向けてインパクトを確保する。

上記を具体的に実施していくため、JICAは以下の取り組み方針(ポジションペーパー)を策定しました。

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