SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会JICA賞受賞チームのJICA横浜センター訪問

掲載日:2024.08.07

イベント |

概要

イベント名:SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会JICA賞受賞チームのJICA横浜センター訪問
開催日: 2024年7月24日(水)
主催: JICA
場所:JICA横浜センター

主な参加者

SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会JICA賞受賞チーム:東京学芸大学附属国際中等教育学校"Daisy Days for Kenya"の皆様及び同校有志の皆様

背景・目的

「SDGs QUEST みらい甲子園」は、2019年から高校生のSDGsアクションアイデアの発表と交流の場として開始されました。社会課題の解決に熱心に取り組む高校生からSDGs達成に向けたアイデアが生まれています。JICAは、この「みらい甲子園」において、これまでも各国内機関や職員が後援団体や実行委員として携わってきましたが、2023年度はこれらに加えて、東京都大会の共催者として運営面にも関わらせていただきました。

高校生を中心とした若年層のSDGs、JICA及び国際協力への関心を更に高めることを期待して、「独立行政法人国際協力機構(JICA)賞」を創設し、受賞チームには「JICA横浜ツアー」を提供することにしました。このたび、JICA賞を受賞した東京学芸大学附属国際中等教育学校 "Daisy Days for Kenya" チームおよびボランティア部有志参加の皆様がJICA横浜センターを訪問。「JICA横浜ツアー」として、JICA職員とのディスカッションおよび海外移住資料館の見学を実施いたしました。

内容

JICA賞に選ばれた、東京学芸大学附属国際中等教育学校 "Daisy Days for Kenya"(プラン名:商品の購入を通した遠い国への正しい援助)は、アフリカ布を使った商品製作及び販売を行い、売上の半分以上をJICA海外協力隊の配属先に寄付することでケニアのストリートチルドレン問題の改善につなげる取り組みを行っています。すべての商品にはストリートチルドレンの現状を説明したタグが付けてあり、多くの方にケニアの現状と課題を伝える機会を創り出しています。

JICA職員との意見交換では2チームに分かれ、「同学校が実施するケニアの子ども支援の持続性について」をテーマに、今後活動をより良く展開していくための具体策等、活発な議論が交わされました。意見交換のまとめでは、「JICAの事業や途上国への支援が具体的に理解でき、自分も将来、国際協力に携わりたいと思った」「現在実施中のケニアの子ども支援プロジェクトのインパクトや持続性についての悩みをJICA職員の方に聴いていただき、アドバイスをいただいたことでクリアになった」等の発表が行われました。

「みらい甲子園」を通した経験、本イベントの機会をぜひ将来につなげていただくことを期待するとともに、JICAは同学校の今後の活動についても応援しています。

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JICA横浜 大野所長挨拶

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JICA横浜職員と意見交換

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JICA横浜職員と意見交換

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海外移住資料館見学

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ようこそJICA横浜へ!