平和構築

平和構築

近年、世界で勃発している紛争のほとんどが開発途上国での国内紛争です。なかでも多くが経済的に貧しい国や地域で発生し、犠牲となる市民の数が増えるとともに、兵士と市民の明確な境界線がなくなり、一般市民や子どもが加害者となる紛争も増えてきました。

武力を伴う紛争は人々の生活の礎であるインフラを破壊するだけでなく、社会の絆を裂き、相互不信や憎しみを増長させます。それまで築き上げてきたさまざまなものを破壊し、その後の再建の道に負の遺産を残します。

平和構築支援では「軍事」「政治」「社会/経済」の3つの枠組みで行う包括的な取り組みが必要です。紛争を予防、解決し、平和を定着させるためには、軍事的な手段や予防外交などの政治的な手段とともに、紛争の要因となる貧富の格差の是正や機会の不平等などを改善するための開発援助が重要となります。