栄養改善

栄養改善

栄養不良は子どもの死亡の大きな要因

栄養は、人が健康な生活を送るための基盤となり、人々の社会・経済活動を支える重要な要因となっています。WHOによると、世界では5歳未満の子どもの死亡の約45%に、栄養不良が直接的・間接的に関連しています。また、栄養不良は生産性を低下させ、医療費を増大させることから、国にとって経済的な損失をもたらします。低栄養によりアジアとアフリカのGDPの11%が失われていると言われています。

このように、栄養対策は個々人の健康とより良い生活のため重要なのはもちろんのこと、国の経済にも大きな効果を及ぼすことから、積極的な投資をして取り組むことが求められており、持続可能な開発を達成する上での中心課題として認識が高まっています。ハイ・レベル会合(「成長のための栄養」)で、各国が栄養改善に取り組むコミットメントを発表したほか、オリンピック開催年のイギリス(2012年)、ブラジル(2016年)に続き、東京五輪の2020年に合わせた栄養改善のためのイベントも検討しています。

マルチセクターでの取り組みを推進

JICAではこれまで以上に栄養改善協力に力を入れています。栄養不良は、保健セクターの取り組みだけで解決できるものではありません。従来のような母子保健事業の中での栄養改善協力だけでなく、農業・教育・水・女性のエンパワーメント等、複数のセクターにまたがる課題として、様々な側面からの効果的な取り組みを推進しています。また、民間企業やNGOの知見や技術を活用した事業を推進し、国際的枠組みやネットワークと連携を進めています。

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