2024年3月24日(日)「SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会」ファイナルセレモニー

掲載日:2024.04.03

イベント |

概要

会議名:「SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会」ファイナルセレモニー
開催日: 2024年3月24日(日)13時~16時
主催: SDGs QUEST みらい甲子園東京都大会実行委員会(JICA企画部共催)
場所:JICA市ヶ谷 国際会議場

主な参加者

ファイナリスト12チーム(うち2チームは都合により欠席)、実行委員、協賛企業関係者

背景・目的

「SDGs QUEST みらい甲子園」は、2019年から高校生のSDGsアクションアイデアの発表と交流の場として開始されました。

2019年度北海道・関西エリア大会の開催を皮切りに、2022年度は11エリア(北海道、南東北、首都圏、静岡、東海、関西、広島、九州北部、熊本、鹿児島、沖縄)へ開催エリアを拡大しています。また、エントリー数も回を重ねる度に増え、2023年度は全国で319校、総勢7255名の生徒が参加しました。社会課題の解決に熱心に取り組む高校生からSDGs達成に向けたアイデアが生まれています。

JICAは、この“みらい甲子園”において、これまでも各国内機関や職員が後援団体や実行委員として携わってきましたが、今年度はこれらに加えて、東京都大会の共催者として運営面にも関わらせていただきました。

高校生を中心とした若年層のSDGs、JICA及び国際協力への関心を更に高めることを期待して、「独立行政法人国際協力機構(JICA)賞」の提供も行いました。

内容

ファイナルセレモニーでは、ファイナリストに選ばれた12チームがアクションアイデアプランを発表しました。づづく表彰式では、「SDGs QUEST アクションアイデア最優秀賞」と「優秀賞」及びJICAを含めた企業賞3賞が発表され、トロフィー・賞状・副賞の授与、受賞チームのコメント、実行委員からの講評が行われました。「最優秀賞」の東京都立五日市高等学校“ストロベリーズ”、「優秀賞」の三田国際学園高等学校“Den・Den”の2チームには、副賞として北海道美幌町にある「ユース未来の森」の看板にチーム名が刻印されます。

「独立行政法人国際協力機構(JICA)賞」には、東京学芸大学付属国際中等教育学校“Daisy Days for kenya”(プラン名:商品の購入を通した遠い国への正しい援助)が選ばれました。このプロジェクトでは、アフリカ布を使った商品製作及び販売を行い、売上はすべてJICA海外協力隊の配属先に寄付することでケニアのストリートチルドレン問題の改善につなげる取り組みが行われています。すべての商品にはストリートチルドレンの現状を説明したタグが付けてあり、多くの方にケニアの現状と課題を伝える機会を創り出しています。JICA海外協力隊と連携して行われているプロジェクトであるため、JICAは今後も応援していきます。

日本の高校生の問題意識や、社会課題を自分事として捉えた上で、実際に行動に移している様子には胸が熱くなります。 「みらい甲子園」での経験をぜひ将来に生かしていただくことを期待します。

JICAは、今後ともこのような取組を通じて、将来を担う若い世代との共創につなげていきます。

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表彰式の様子

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JICA賞受賞チームの皆様

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ワークショップの様子

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閉会挨拶

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集合写真