JICA DXに関するQ&A
JICAのDX案件では参加要件や各種サポート内容などを見直し、より多くのデジタルパートナーのみなさまとの共創を目指しています。
JICA DXLab案件に参加する際に企業の要件はありますか?
JICAの既存公募案件に比べて資格要件が緩和され、設立間もない企業等のデジタルパートナーのみなさまも参画できるような要件になっています。
JICA DXLab案件の期間はどの程度のものが多いですか?
通常のJICA案件に比べて短期間での実施を予定しています(PoC前の準備段階からPoC後の出口戦略検討まで6〜9ヶ月程度)
- PoCデザイン合意、RFP発出、公募選定までのPoC実施前プロセスは2ヶ月程度を想定
- PoC実施は詳細計画(0.5〜1ヶ月)、実行(3〜6ヶ月)、評価(0.5〜1ヶ月)を想定
- PoC実施後の出口戦略検討・着手は1ヶ月程度を想定
費用精算のルールを教えてください
PoCのコストを原則JICAが負担します(一部デジタルパートナーに負担いただく場合もあります)。人件費・開発費・旅費など幅広く精算が可能です(ただし、資機材購入は対象外となります)
デジタルパートナーへのサポート内容を具体的に教えてください
PoCのデザインの段階からPoC終了後のODAでの実装、当該国市場での展開などの出口戦略まで、JICAがこれまでの知見とノウハウを活かしサポートします
- PoCの実施前のサポート内容:デジタルパートナーのみなさまの声を集約し、マーケット感覚を反映したPoCをデザインします
- PoCの実施中のサポート内容:JICA事業部門およびJICA DXLab(JICA DX室およびBCG)が立ち上げから終了まで伴走します
- PoCの実施後のサポート内容:ODA案件内での実装、及び当該国市場での展開などの出口戦略を支援します
相手国の政府や企業(顧客)は案件にどのように関わりますか?
顧客となる相手国の政府・民間企業はPoC前段階からPoC終了後まで強いオーナーシップを持って参加します。そのため、デジタルパートナーは、PoC終了後の事業展開や社会実装を素早く進めることができます
- PoCの実施前の顧客の関わり方:PoCのデザイン、関係者巻き込み、 デジタルパートナーのヒアリング、 RFP作成、デジタルパートナーの選定の各段階に参加します
- PoCの実施中の顧客の関わり方: 適宜タッチポイントを含めPoCを共同実行するほか、必要なデータ・情報等を提供します
- PoCの実施後の顧客の関わり方:ODA事業内外で検証されたデジタル技術の実装・横展開を検討します
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