ブルキナファソにおける国内避難民とホストコミュニティの青少年に対する「ベースボール・ファイブ(B5)」普及

2023年3月1日

2022年8月13日(土)、ブルキナファソ野球・ソフトボール協会とJICAブルキナファソ事務所は、中央北部地方サンマテンガ県カヤ市にて「ベースボール・ファイブ(B5)」の普及を通じ、国内避難民とホストコミュニティの青少年に対するスポーツの機会を提供し、当国の社会統合とサヘル地域の平和に寄与することを目的とした活動を実施しました。

ブルキナファソ野球・ソフトボール協会は、当国の青年・スポーツ・雇用省傘下で、野球とソフトボールを普及することを目的とし、2004年に設立されました。2026年にセネガルで開催される予定のユースオリンピックの種目の一つでありボール1つで誰でもプレイできる「ベースボール・ファイブ(B5)」の普及に取り組んでおり、サヘル地域の治安悪化により発生した避難民の避難先コミュニティにおいても野球・ソフトボールの普及活動を実施しています。

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B5に挑戦する参加者

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B5普及活動参加者の様子

当日は、約150名が参加し、国内避難民・ホストコミュニティの青少年が、ベースボール5に取り組みました。参加者からは、男女・国内避難民とホストコミュニティが混合で実施できる「ベースボール・ファイブ(B5)」を通じた人のつながりにより、コミュニティにさまざまな立場の人々が共存することを学ぶよい機会となったとの声も多くありました。

JICAブルキナファソ事務所は、スポーツが持つ、人と人をつなぐ特性を活用し、ブルキナファソの平和と安定のため、スポーツを通じた相互理解、コミュニティの融和の促進に取り組んでいきます。

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