ナショナルボランティアを活用した「土のう工法」による未舗装道路の整備

2023年4月10日

JICAブルキナファソ事務所は、2022年12月、「NPO法人道普請人」の協力の下、ホストコミュニティと国内避難民が現地調達可能な材料を活用し人力で経済的な道路整備を実施するために必要な「土のう工法研修」を実施しました。研修最終日には、研修参加者は、自身の活動地において、未舗装道路の整備を行う活動計画(アクションプラン)を作成しました。

2023年3月17日(金)~31日(金)、「土のう工法研修」に参加した、中央北部地方政府、中央北部地方インフラ・開発省の技術者、及び、14名のナショナルボランティアは、「土のう工法」を用いて、120メートルの未舗装道路の整備を実施しました。

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未舗装道路の整備の様子1)

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未舗装道路の整備の様子2)

「土のう工法研修」に参加し、活動計画の実現を主導してきた中央北部地方サンマテンガ県インフラ・開発局長のジョージ・サワドゴ氏は、本研修を通じた未舗装道路整備により、雨季の間は困難であった、国道19号線(カヤ-バルサロゴ間)へのアクセスが容易になったと述べました。

また、ナショナルボランティアからは、自分たちの力で道が整備できるようになり自信が持てた。自身の活動地でも実践したいとの声が上がりました。

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施工前の道路

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施工後の道路

現地メディアの取材記事(フランス語)