インデックス型農業保険のペイアウト式典を開催

JICAは2019年よりオロミア州でインデックス型農業保険促進プロジェクト（ICIP）を実施しており、2023年4月12日、オロミア州東シェワ県ロメ郡において、農業活動におけるリスクの影響を軽減するために農業保険を購入した農家を対象に農業保険のペイアウト式典を開催しました。

ICIPでは研修等を通じて57,700人の小規模農家を支援しており、約1万人の農家が農業保険を購入していますが、干ばつ等により穀物生産に影響が出ているため、2,500以上の農家が実際に保険金のペイアウトを受け取っています。

連邦農業省ソフィア・カッサ国務大臣は、本式典でJICAの協力に感謝の言葉を述べられるとともにさまざまなリスクに脆弱な小規模農家にとって重要であることに言及し、本プロジェクトが干ばつ等の影響を受けている小規模農家のレジリエンスを強化に非常に重要であることを強調しました。