2019年度第二回「中小企業・SDGsビジネス支援事業」:73件の採択を決定

2020年2月5日

国際協力機構(JICA)は、2019年10月に中小企業・SDGsビジネス支援事業(2019年度第二回)の公示を行い、このたび、審査を経て合計73件の採択を決定しました(別添:採択案件一覧表参照)。

本事業は、開発途上国の開発ニーズと本邦民間企業の優れた製品・技術とのマッチングを行い、「SDGs達成に貢献するビジネス(SDGsビジネス)」及び開発途上国の抱える課題の解決を図り、ODA を通じた二国間関係の強化や経済関係の一層の推進を目的としています。

採択された案件の地域別割合は、東南アジア・大洋州が最大(54.8%)であり、次にアフリカ(15.7%)、南アジア(12.3%)の順となっています。分野は、農業(28.7%)、水の浄化・水処理(13.7%)、保健医療(13.7%)が上位を占めました。また、外国人材の受入と帰国後の活躍に資する事業やデジタル、ITを活用した案件も複数採択しています。