南スーダンは半世紀に及ぶ内戦を経て、2011年7月9日にスーダンから独立した新しい国です。しかし、独立から約2年半後の2013年12月に紛争が勃発。その後、和平合意がなされ暫定政権が樹立したものの、予断を許さない状況が続きました。
"フェアプレー精神に則るスポーツを通じて、南スーダンが一つになることを国民に呼びかけたい"。そのような同国政府の切実な思いを実現させようと、JICAは全国スポーツ大会開催を支援。同国政府は全国スポーツ大会を「National Unity Day(国民結束の日)」と命名し、現地にいた自衛隊や日本企業などの協力も得て、2016年1月に独立後初となる第1回大会が開催されました。以降、JICAは毎年「国民結束の日」の開催を支援しています。