| 項目 | 問題点（および主な対策） | 左記問題点に対する検討状況 |
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| 1.自然環境問題 |
- (1)大気汚染
- 排出される硫黄酸化物（SOx）、窒素酸化物（NOx）、媒塵等大気汚染物質は、当該国の排出基準、環境基準を満足するか。
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- (2)水質汚濁
- 排水は、当該国の排水基準、環境基準を満足するか。
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- (3)廃棄物
- 一般廃棄物及び産業廃棄物の処理・処分方法は慎重に検討されているか。また、廃棄物は当該国の基準を満足するか。
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- (4)騒音、振動
- 騒音、振動は当該国の基準を満足するか。
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- (5)基準
- 上記の項目にかかわる当該国の基準は国際的に妥当な内容と判断されるか。また、借入国において、現在規制が確立されていない項目については当該国以外（日本における経験も含めて）での実状も踏まえた上で検討しているか。
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- (6)地形・地質
- 広範囲の造成に伴い、計画地周辺の地形・地質構造が改変される恐れはないか。また、盛土、切土等地山の改変は、土壌流失、地山の安定、法面保護を考慮して計画されているか。
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- (7)土壌汚染
- サイトの土壌は、過去に汚染されたことがないか。また、将来とも土壌を汚染しない対策がなされているか。
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- (8)水象
- 地山の改変による地下水系の変化や構造物の新設による地表の水系の変化に伴い、水象や水利用に悪影響を及ぼす恐れはないか。
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- (9)生態系
- プロジェクトサイトは野生生物、植物及び水生生物の貴重な生息地を含むか。
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- (10)景観
- 景観への悪影響は予想されるか。
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- (11)地域開発
- 未開発地域にインフラ施設を建設する場合、建設後の新たな地域開発により、自然環境が大きく損なわれる恐れはないか。
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- (12)日照阻害、電波障害
- 構造物により、日照阻害、電波障害が起きる恐れはあるか。。
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- (13)工事中の影響
- 工事中の騒音、振動、濁水、粉塵、排ガス等の低減対策は充分配慮されているか。また、工事により環境へ悪影響を及ぼす恐れはないか。
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- (14)その他
- その他対象プロジェクトに特有の環境への影響が予想されるか。予想される場合には適切な環境対策が講じられているか。
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| 2.社会環境問題 |
- (1)住民への配慮、NGO
- 移転を余儀なくされる住民及び周辺住民への説明がなされ、かつ（女性等を含む）住民の同意は得られているか。また、住民に対する正当な補償、移転後の生活基盤の確保等その影響を最小限とする努力がなされているか。NGO（当該国内、海外）の動向はどうか。
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- (2)文化遺産
- プロジェクトは歴史的、文化的、宗教的に貴重な遺産、史跡等を損なう可能性があるか。
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- (3)地域開発
- 未開発地域にインフラ施設を建設する場合、建設後の新たな地域開発により、地域住民の生活が大きな影響をうける恐れはあるか。
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| 3.モニタリング |
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- 具体的にどのようなモニタリング計画を有しているか。当該計画は適切なものと判断されるか。下記ポイントで言及した留意事項につき、十分なモニタリング計画を有しているか。
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| 4.ポイント |
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- インフラプロジェクトにおいては、「1. 自然環境問題の(6)(8)(11)の地形・地質、水象、地域開発」は、大きな環境問題を引き起こす可能性がある。また、「2. 社会環境問題」についても充分な配慮が必要である。
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