JICAがパラグアイ政府より国家功労賞を受章~40年以上に亘るパラグアイへの貢献~

2019年11月14日

大十字勲章を授与された北岡理事長

国家功労賞(大十字勲章)

北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長が、JICAの40年以上に亘るパラグアイ共和国への国際協力の貢献に対し、同国政府より国家功労賞(大十字勲章)を受章しました。同勲章は政治、立法、外交、司法、行政、軍事、科学、文化において国家に知識、才能、美徳をもって貢献したものに授与される勲章であり、1865年に制定された歴史的重みを有する勲章です。

アントニオ・リバス・パラシオス外務大臣は、「JICAによる40年以上に亘る協力の歴史を通じ、パラグアイ国民は日本人の勤勉さや誠実さを学ぶことができました。両国は信頼でつながれたパートナーとして共に発展の道を歩みつづけるべきです。信頼の基盤を形成することに成功したJICAの功績を称え、大十字勲章の栄誉を授けます」と述べられ、記念のメダルが贈呈されました。

これに対し、北岡理事長は「叙勲の栄誉に浴し、大変光栄です。日本から遠く離れたパラグアイにおいて、他の国と比較してもJICAのプレゼンスが非常に大きいことを今回の訪問を通じて確認することができ、誇りと喜びを感じています。これまでのJICAの活動を共に支えてくださった政府機関や、パラグアイに受け入れられ不断の努力を重ねられた日系社会の皆様とも、叙勲の喜びを分かち合いたいと思います。私どもの協力は、さらに高い次元へ進化させないといけません。今日の叙勲をきっかけに、両国の関係をさらに発展させるよう努めます」とお礼の言葉を述べました。