COVID-19予防啓発セミナー@ハイチ

2021年3月13日

2021年3月13日にJICAハイチの帰国研修員同窓会(ABHJA:Association des ex- Boursiers Haïtiens du Japon)活動の一環として"COVID-19感染予防啓発活動セミナー"が開催されました。

当日は、JICAハイチの帰国研修員同窓会の設立10周年記念も兼ねており、同窓会における10年間の活動の歩みについても紹介され、日本で得た技術経験と知識をハイチでも実践し、普及するという使命を再確認する機会となりました。

本セミナーには、ハイチ計画・対外協力省から大臣の代理としてPrice Cyprien氏(議員)と保健・人口省から大臣の代理としてDr.Jean Baptiste氏(大臣官房長)、在ハイチ日本国大使館の水野大使がご出席され、同窓会活動10周年の軌跡および今回の活動に称賛のお言葉が送られました。

1999年以降の帰国研修生は、総計234名にのぼり、今回のセミナー会場には約40名が参加し、会場に参集出来なかった方々は遠隔によるオンライン接続にて参加されました。

今回のセミナーではCOVID-19感染予防のための医療資材としてマスク、手洗い用石鹸、消毒液などや啓発用リーフレット、ポスターなどを保健省関係機関と首都近郊にあり、多くの人が訪問するにも拘らずCOVID-19感染予防対策資材が行き届かないケンスコフ地域に贈呈しました。尚、このケンスコフ地域では、帰国研修生がHIV予防啓発やジェンダー問題などに関する活動を定期的に実施しています。JICAとしても帰国研修生とともに今回贈与した資材を活用した活動を支援する計画です。

また、当日は同会場で在ハイチ日本国大使館がカレンダー展を開催し、日本文化紹介の場ともなり、セミナー会場は、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

【画像】

COVID19予防啓発リーフレット

【画像】

資材供与先地区の各代表者

【画像】

資材供与の様子

COVID19予防啓発セミナーの様子

参加者からは、「常にマスクを着用することで健康被害はないのか。」などマスクに慣れていないハイチの方々特有の質問もありました。マスクの着用と手洗い方法について特に詳しく説明しました。

【画像】

【画像】