2022年4月1日
ハイチの首都ポルトープランス市内で建設が続けられていた2つの橋梁建設工事が完工しました。
これは、無償資金協力「クロワ・デ・ミッション橋梁及び新線橋梁架け替え計画(2015年9月2日E/N署名)」により2017年10月に着工したもので、市内の国道1号線及び国道9号線に架かる老朽化した橋梁を架け替える工事です。
途中ハイチ国内の治安が悪化したことから工事の中断を余儀なくされましたが、2022年2月にようやく本体の工事が完工し供用を開始しました。2月3日に行われた開通式では、ハイチ政府からアリエル・アンリ(Ariel HENRI)首相とロズモンド・プラデル(Rosemond PRADEL)公共事業大臣が出席され、橋梁のテープカットを行いました。
今回の工事完工により、サイクロンによる河川流量の増大に対して橋の安全性が高まり、ハイチ国内の物流の安定化に貢献することになります。