SDG Global Leaders Program(Pacific-LEADS)壮行会の開催

2019年9月2日

ボエカラ・レベッカ(プログラムオフィサー)

2019年9月2日に、JICAバヌアツ支所では、JICAが実施しているSDGグローバルリーダーズプログラム(Pacific LEADS)に参加する研修員の壮行会を開催しました。このプログラムは日本の大学の修士課程で2年間学ぶコースです。

バヌアツの2019年度の参加研修員は下記の2名です。

【バヌアツでの職階】首相府プロジェクト監理ユニット(Vanuatu Project Management Unit)元局長
【氏名】Benjamin SHING氏
【研修先】立命館アジア太平洋大学国際関係研究課程

【バヌアツでの職階】保健省政策計画局保健計画主任(Principal Health Planner)
【氏名】Carol ROVO氏
【研修先】国際大学公共経営・政策分析プログラム研究課程

今回の壮行会には、研修員本人と配偶者をはじめ、バヌアツ日本大使館大使、各研修員の所属先上司、外務省外務局、国家政策計画援助局(DSPAC:Department of Strategic Planning and Aid Policy Coordination)、バヌアツ政策管理研究所(VIPAM:Vanuatu Institute Public Administration and Management)、公共サービス委員会(PSC:Public Service Commission)の方々に出席いただきました。

まずは武市直己バヌアツ支所長より、昨年に引き続き本プログラムに研修員を送り出せることを嬉しく思うと共に、常に最善を尽くし、より多くのスキルと知識を学んでバヌアツが必要とする役割を果たす人材になって頂きたい、併せて日本の文化も十分に理解をして戻って来て欲しいとエールが送られました。

勝又晴美在バヌアツ日本大使館大使には本プログラムを通したバヌアツの人材育成及び能力開発支援について高く評価頂いており、研修員に対しては帰国後バヌアツの発展のために貢献して欲しいとのスピーチを頂きました。

研修に参加する2名の研修員からは、多くの候補者の中から自分たちが選ばれたことを光栄に思うと共に、修学に専念し、研修終了後は日本で学んだことを活かし、バヌアツの国づくり・開発に取組みたいとの志が表明されました。また、彼らは単身で研修に参加するため、不在の期間中支援をしてくれる職場上司や省庁、更に家族に対しても謝意が述べられました。

首相府のPSCのJoses SETH氏は政府を代表して、2名の研修員を祝福するスピーチを行い、バヌアツ政府の優秀な職員である2名が、さらなる組織強化と改善のためにスキルと知識を身に付けて戻ってきてくれることを心待ちにしていると、はなむけの言葉が贈られました。

【画像】

集合写真:研修員(前列左から3番目Benjamin氏、4番目Carol氏)