「日本の市民や地域の知見を世界に~草の根技術揚力事業20年を振り返る」ナレッジフォーラム開催のご報告

2023年6月6日

今年で20年目を迎える草の根技術協力事業は、これまでに79か国で1200件を超える事業を実施してきました。草の根技術協力事業は、日本の経験や知識を、開発途上国の地域住民の生活改善・生計向上に役立てることを目的としていますが、事業の成果は日本の地域の課題解決にも繋がっています。
この度、草の根技術協力事業の20年を振り返りながら、今後について考えるフォーラムがJICA研究所で開催され、当センターがJICA国内機関を代表して、浜田市世界こども美術館さんのブータン美術教育支援、岡山市のやすらぎ福祉会さんのベトナム高齢者介護予防支援からの示唆について共有しました。フォーラムでは、地域の特性を活かした草の根技術協力事業は地方創生に資する国際協力の形であることが議論されました。