太平洋島嶼国リーダー教育支援プログラム(P-LEADS:Pacific Leaders’Educational Assistance for Development of State)

2019年5月28日

報告者:エリック・ナラウ
公衆衛生主任講師

P-LEADSとは?

JICAでは、選抜された大洋州諸国の行政官等を外国人留学生として日本に受入れ、本邦大学の修士課程等での修学の機会を提供する「太平洋島嶼国リーダー教育支援プログラム(P-LEADS)(注)」を実施しています。これは、PALM7で合意した7つの協力分野のうち、「持続可能な開発」に対応するもので、大洋州諸国・地域の脆弱性の緩和および克服の観点から、国の将来に重要な役割を果たす若い世代の育成を行うものです。

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名前:エリック ナラウ
国:バヌアツ
所属:バヌアツ看護大学教育
研修期間:2016年から2018年9月
大学院:立命館アジア太平洋大学大学院
研究テーマ:高血圧症の予防と管理に対するバヌアツ看護師の知識、態度、実践の評価

私の名前はErick Nalauです。私は2018年秋に立命館アジア太平洋大学大学院を修了し、公衆衛生管理の修士号を取得しました。研究を通し、私は第一次医療に重点を置き、ユニバーサルヘルスカバレッジの達成に向けて医療システムの中心的要素を強化する方法を理解するようになりました。

私が得た知識・経験は、プライマリーヘルスケアに重点を置いた活動でした。今後、ユニバーサルヘルスカバレッジの達成に向けて、健康システムの構築や強化について、私が関わっていくのに大いに役立つと考えています。

日本で修学できたことは、日本の医療事情や他の国際的な医療事情について学ぶことが出来る環境に自身を置くこととなり、プライマリーヘルスケアを普及していく上で、貴重で役に立つアイデアや経験を修得する機会でした。

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