2024年5月派遣 青年海外協力隊 中山 慎 (中城村出身)

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略歴:
大学卒業後、沖縄県内の高等学校教諭(社会科)、会社員を経てJICA海外協力隊へ参加。高校では、野球部の指導も担当した。

<任地での活動>
派遣国: タイ
職種: 野球
派遣期間: 2024年5月~2026年5月
配属先: タイ野球協会
活動内容:
1. スパンブリー・スポーツスクールにおいて中高校生を対象に硬式野球の授業、練習を同僚とともに行う。
2. スパンブリー・スポーツスクールで、同僚コ-チに対して、技術指導や練習メニュ-の作成に関する助言等
3. 野球の練習や授業を通して、日本におけるスホ-ツマンシップや礼節・礼儀などを伝える。
4. 野球普及活動の企画や実施、運営(硬式ボ-ルのほか軟式ボ-ルを利用することも可能)

インタビュー

1.志望動機
沖縄県で開催された世界のウチナーンチュ大会では多くの県系人が訪れ世界で国のために活躍している方を見て、私自身と世界を変えられるきっかけになるのではと思いました。JICAのポスターを見てあの頃の熱い思いが蘇り、新たな目標にチャレンジしようと決めました。その裏には教え子たちの言葉もありました。「また先生の授業を受けたり一緒に野球がしたいです」 と言ってもらい、改めて自分という存在を振り返り自分の強みや経験を活かして海外で活躍したい、人の為に貢献したいという情熱をもってJICA海外協力隊に志願致しました。
2.JICA海外協力隊に参加するために何か準備はしましたか?
私はこれまで国際協力分野に関して触れる機会がなく、メディアや本で知る程度だったので、「ボランティアの意義」や「私の出来ることは何か」を問いながら過去の先輩方の活動をチェックしたり現在派遣中の隊員の話を聞くことで、心構えの準備と情報収集を行いました。
3.派遣前訓練はどうでしたか?
私は4次隊で期間が1月〜3月だったため福島県で行われた派遣前訓練では毎日雪が降っていました。寒い中での生活も初めてで語学訓練はもちろんのこと、環境に適応するにも時間がかかりましたが、同期隊員にも恵まれ皆と助け合いながら充実した訓練を送ることが出来ました。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
タイでは野球の人気はまだまだこれからです。だからこそ普及・発展を目指してスポーツの楽しさ、スポーツを通して人と関わる大切さを伝えられる活動にしていきたいです。
5.今の気持ちを漢字一文字で!(その理由もお願いします)
「挑」 いくつになっても挑戦していい、きっかけ一つで世界が変えられるのであれば我が道を歩んで行きたいと思い、この字を選びました。