2024年9月派遣 青年海外協力隊 宮平 明奈(宮古島市出身)
略歴:
沖縄県立首里高等学校 普通科 卒業
長崎国際大学 健康管理学部 健康栄養学科卒業
独立行政法人国立病院機構九州グループ入職
別府医療センター栄養管理室、国立療養所宮古南静園で勤務
自己啓発休業等制度取得し、現職参加制度でJICA海外協力隊へ参加
- <任地での活動>
- 派遣国: タイ
職種: 栄養士
派遣期間: 2024年9月~ 2026年3月
配属先: ノンタブリー県保健局
活動内容: 赴任時の状況に応じて、配属先と協議の上、以下の活動の中から選択する。
1. 地域の病院において、栄養面のアドバイスや入院患者の病状に合わせた病院食の提供を支援する。
2. 配属先が行うコミュニティ活動に同行し、栄養教育・指導などを行う。
3. 高齢者支援に携わるスタッフや保健ボランティアに対し、栄養に関する知見を共有する。
4. デイケアセンターでケアギバーや通所者に対して栄養に関する助言・指導を行う。
インタビュー
- 1.志望動機
- 発展途上国とよばれている国においても、低栄養だけでなく、過栄養など栄養の二重負荷問題が深刻化している事を知り、発展途上国の栄養問題の現状を実際に自分の目で見て、問題の解決に貢献したいと思うようになり応募いたしました。また、海外で生活することで、外から日本を見てみたいと思ったのもきっかけのひとつです。
- 2.JICA海外協力隊に参加するために何か準備はしましたか?
- 応募するにあたり、TOEICの試験を受けるなど英語の勉強をしました。
また、応募前説明会に参加し、帰国した隊員の人から体験談を聞きました。
- 3.派遣前訓練はどうでしたか?
- 日本全国から異なる年齢・職種の人が集まり共同生活をするという機会はなかなかないため、とても刺激的な日々を送ることができました。同期と出会い、異なる価値観や考え方を共有できたことは、私にとっての財産となりました。また、語学訓練においては、初修言語であるタイ語をタイ人から直接学べる贅沢な環境が整っており、クラスメイトと日々切磋琢磨しながら学ぶことができました。
- 4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
- 私に何ができるか正直分かりませんが、活動においては現地の方との対話を通して信頼関係を構築し、ニーズや課題把握に努めていきたいです。また、栄養士隊員として派遣されるため、「食」を通して現地の方々と深く関わりをもちたいと思います。特に沖縄は琉球王国時代からタイとの交易が盛んにおこなわれていたという歴史があるため、沖縄の食文化を中心に現地の人へ紹介し、より沖縄の魅力を伝えていければいいなと考えています。
- 5.今の気持ちを漢字一文字で!(その理由もお願いします)
- 「動」
新しい環境下で限られた時間の中で活動するため、自分から積極的に行動して様々な経験にかえていきたいです。健康管理と安全管理第一で、2年後無事に帰国することが最低で最大の目標に頑張ってきます。