2024年度2月派遣 海外協力隊 徳里 尚美(那覇市出身)

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略歴:
沖縄国際大学卒業後、医療法人にて相談員兼介護、介護認定調査員5年勤務。沖縄リハビリテーション福祉学院にて作業療法士免許取得し、精神科病院に14年、就労支援事業所にて1年勤務。

<任地での活動>
派遣国: ドミニカ共和国
職種: 作業療法士
派遣期間: 2024年2月~2026年2月
配属先: ドミニカ日系人協会
活動内容:
1. やすらぎセンター(高齢者福祉施設)で、主に介護予防を目的としたレクリエ-ションや各種作業療法、健康講座を実施する。
2. 必要に応じて、地方へ出張し、同様の活動を実施する。
3. 高齢者の自宅を巡回訪問し、生活環境や身体状況を把握しながら、高齢者とその家族に適切に助言し、生活の質の向上に寄与する。
(同時期派遣予定の看護師隊員と共に共働することが想定されている)

インタビュー

1.志望動機
父親が外国に行く仕事をしていた影響で幼いころから海外に興味があり、いつかは作業療法士として海外協力隊に参加してみたいと思うようになりました。東京2020オリンピックで聖火ランナーや開会式でプラカードベアラーの経験をさせていただく機会があり、その経験から学んだ事を国際協力に活かしたいと思い、JICAボランティアに応募しました。
2.JICAボランティアに参加するために何か準備はしましたか?
家族には、子育てがおちついたらいつかは協力隊に参加するということを言い続けて理解を得ました。常に日々の臨床を大切にスキルアップするよう取り組んできました。応募の際は、JICA説明会や友人のつてで協力隊経験者から情報収集しました。
3.派遣前訓練はどうでしたか?
訓練は10月から12月まででしたが、寒さが苦手なので防寒を工夫しました。雪が降った時は感動で沖縄からの訓練生と一緒にはしゃいで楽しかったです。地域イベントでボランティアに参加して、地域の方々の温かさにふれることができ、よい思い出ができました。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
派遣先では日系高齢者を対象に健康教室を開催したり、家庭訪問をして健康づくりのお手伝いをさせていただく予定です。対話を重ね、現地の文化や価値を学び、ニーズをしっかりと把握しながら活動していきたいと思います。
5.今の気持ちを漢字一文字で!(その理由もお願いします)
「毎」です!理由は①ボランティアの限られた期間、毎日、毎日を大切に過ごしていきたいという気持ち、②「マイペース」を「毎ペース」に文字ってみました。習慣等文化の違いにとまどうことはたくさんあると思いますが、持ち前のマイペースさで任国にとけこんでいきたいです
6.その他、感想、メッセージ等ありましたらお書きください。
仕事や家庭環境等すぐ応募できる環境ではなくても、JICAに興味がある事を友人に話したり、説明会に参加してみることで多くの応援、サポートがあることに気づかされました。