2023年7月派遣 青年海外協力隊  玉城 健(浦添市)

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略歴:
1988年3月 沖縄県立知念高等学校 卒業
1993年3月 沖縄国際大学 商経学部商学科 卒業
1988年4月~現在  沖縄県高等学校野球連盟審判部審判委員・審判幹事
2014年3月 第86回選抜高校野球大会派遣審判委員
2014~2017年 アマチュア野球規則委員会都道府県インストラクター
2018~2019年 アマチュア野球規則委員会都道府県スーパーバイザー
【資格】  全日本野球協会・アマチュア野球規則委員会公認1級審判員
      全日本野球協会U‐12・U‐15公認野球指導者

<任地での活動>
派遣国:フィジー
職種:野球
配属先:フィジー野球・ソフトボール協会
活動内容:
隊員は同僚コーチとともに下記の活動を行う。
1. 小中学校を巡回し、野球教室を実施しながら普及活動を行う。
2. トーナメントの企画、開催の運営を支援する。
3. ナショナルチーム(U12、U15、U18、シニア)のためのプログラム策定に助言を行う。
4. ナショナルチームに技術指導を行い、チームの強化を図るとともに、指導者となりうる人材の発掘・育成を行う。
5. フェイスブックの更新やニュースレターの発行等、広報活動を支援する。
派遣期間:2023年7月~2025年7月

インタビュー

1.志望動機
私がJICA海外協力隊に興味を持ったのは、アフリカで野球を指導した隊員の経験に触れたことがきっかけです。その後、世界で野球指導に関わる方々との交流を通して、日本野球を世界に広め、開発途上国における人材育成や国際大会への参画による野球の普及拡大を図るJICA海外協力隊の取り組みに感銘を受け、私もその一員として関わりたいという強い思いを持ちました。
2.JICA海外協力隊に参加するために何か準備はしましたか?
宮崎大学公開講座「世界の野球事情」を2年間受講し、海外で野球を指導するということについて学びました。また、英語の習得のため、参考書を購入し学習しました。
3.派遣前訓練はどうでしたか?
年齢や経験も様々な113名の同期隊員と60日間を共にし、語学訓練や隊員としての知識・スキルの習得に努め、互いの心を通わせた日々は、何ものにも代えがたい貴重な経験でした。ここで得た絆は、これからの活動の心の支えとなると確信しています。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
先ずは、子供たちに野球というスポーツの楽しさを知ってもらうことに注力し、ひとりでも多くの野球少年少女を増やしたいと思います。また、野球から学ぶ規律や協調性、努力、忍耐、礼節などの価値を分かりやすく伝えていきたいと思います。
ナショナルチーム等のハイレベルにおいては、国を代表する者としての高い意識を醸成することを目指し、野球を通して他国と交流するなど視野を広げる取り組みを行いたいです。
5.今の気持ちを漢字一文字で!
「挑」したことの後悔は、日に日に小さくすることが出来る。しなかったことの後悔は、日に日に大きくなる。
どこかで見た言葉、その通りだと思います。チャンスは向こうからはやってきません。自ら挑むのみ!
6.その他、感想、メッセージ等ありましたらお書きください。
私はシニアの年齢ですが、挑戦に年齢は関係ありません。あなたも ”一歩” を踏み出してみませんか?