2024年1月派遣 海外協力隊 中島 亜紀(中城村勤務)

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略歴:
1989年獨協大学ドイツ語学科卒業。1999年結婚を機に沖縄へ移住。料理教室講師8年、障害者就労支援事務所支援員10年、中城村母子保健推進員7年間勤めた。

<任地での活動>
派遣国: モロッコ
職種: 料理
派遣期間: 2024年1月~2026年1月
配属先: 国民共済事業団 クーリブガ県支局
活動内容: 障害者支援センターの責任者、製菓・製パン製作に携わるメンバーと協力し、以下のような活動を行う。
1. パン・焼き菓子などの味・質向上のための指導や助言
2. 新しいアイデアの提供、商品化に向けた働きかけ
3. 障害者の程度を考慮した職場環境の改善、食品衛生・安全の知識の啓発
4. 商品の売り上げアップにつながる販路開拓、販売場の接客などの指導

インタビュー

1.志望動機
応募のきっかけは新聞で協力隊の活動の記事を読んだことです。派遣国では物がない、言葉も通じない生活の中で工夫し、自ら考えて行動し活動を続け、帰ってきた時にはより成長しているたくましい姿に感動し、私もチャレンジしたいと強く思いました。興味をもって要請を探していると自分にぴったりな要請を見つけました。今がチャンスだと思いました。
2.JICA海外協力隊に参加するために何か準備はしましたか?
JICA海外協力隊のホームページで協力隊の活動の様子などの情報を得ました。YouTubeで先輩隊員の実際の活動の様子を見ることも活動の様子をイメージすることが出来、役立ちました。語学が苦手なので英語の勉強はずっと続けていました。
3.派遣前訓練はどうでしたか?
訓練前は長くて厳しそうと感じていましたが、実際訓練が始まるとあっという間でとても充実した時間を過ごせました。語学の勉強は大変ですが、現地で役立つ実践的なことを中心に習得できます。語学以外でも現地での安全面・活動方法・生活面などいろいろな講義があり、赴任前の不安を解決してくれます。スタッフの方の細やかなサポートに、とても助けられました。一番の収穫は同期隊員との出会いです。様々な経歴・考え方・生き方に触れ刺激をもらいました。この出会いを今後の活動に活かしたいと思います。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
まずは現地の人々の生活に溶け込みたいと思っています。現地の人と同じ生活を送り、一緒に過ごしながら何を必要とされているのかを見つけ、問題解決に向け現地の人と一緒に活動をしたいと思います。任国の食文化を受け入れ、更に日本の食文化を合わせて、新しいものを作り出し、商品化できるような活動をしたいです。日本の代表として、また沖縄の代表として2年間現地の人と生活を共にし、たくさんの人と交流してきたいと思っています。
5.今の気持ちを漢字一文字で!
「援」
私がボランティアに応募し、訓練などを経て任地へ派遣され、活動をする。それには本当にたくさんの人の支援を受け、出来ることだと実感しています。私を支援してくれる人の思いをしっかり受け止め、今度は任国で私が求められる支援をしっかり行いたいとの思いで選びました。
6.その他、感想、メッセージ等ありましたらお書きください。
海外協力隊に参加することによって様々な人との出会い、たくさんの経験が出来ました。任国でももっとたくさんの出会いがあり、今まで経験したことのない経験が出来ると思います。困難なこともあるかと思いますが、楽しい、充実した2年間にしたいと思います。そしてこの経験をたくさんの人へお伝えしたいと思っています。