2023年10月派遣 青年海外協力隊 大口 海皇(宮古島市出身)

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略歴:
2016年3月 沖縄県立宮古高等学校 卒業
2021年3月 関西外国語大学 卒業
2021年4月~2023年3月 コリア国際学園にて日本語教師として勤務

<任地での活動>
派遣国: セルビア
職種:日本語教育
配属先:スレムスキ・カルロヴツィ高校
活動内容:
隊員はセルビア人日本語教師のアシスタントとして1コマ45分の授業を1,2,3年生に各週5コマと、プラス3年生の週2コマある日本語通訳の授業を補佐する。具体的には、
1.発音や会話の授業でセルビア人教師を補佐する。生徒を上手く巻き込み、発話を促すことが期待される。
2.セルビア人教師を補佐し、生徒の学習意欲を引き出し、効果的な授業を目指す。
3.授業の中で、日本の事情や日本文化を紹介し、生徒の学習意欲を高める。
4.必要に応じて、日本語コンテストや日本語能力試験への協力を行う。
派遣期間:2023年10月~2025年10月

インタビュー

1.志望動機
高校生の時に参加した沖縄県国際協力人材育成事業に参加したことがきっかけです。その事業に参加しJICAの活動を学ぶにつれて、ずっと壁だと思っていた美しい沖縄の海が道のように感じた瞬間がありました。この経験をきっかけに私も実際に協力隊として活動することで、沖縄の高校生達に私の経験と国際協力の重要性を伝えたいと思い応募しました。
2.JICA海外協力隊に参加するために何か準備はしましたか?
大学にいると国際協力の様々な情報があるので、常にアンテナを張って情報を集めていました。
3.派遣前訓練はどうでしたか?
同じ志を持った111名が同じ釜の飯を食べ、語り合い、切磋琢磨できる環境はなかなかないものだと思います。この60日間は人生の宝物だと断言できます。
4.これから派遣先でどういう活動をしていきたいですか?
私の要請は日本の文化を伝えたり、日本語の細かなニュアンスを伝えたりすることです。日本文化の美しさや日本語の奥ゆかしさを伝えるだけでなく、沖縄の文化や精神もセルビアに伝えられたらと思います。
5.今の気持ちを漢字一文字で!
「想」
協力隊は様々な人間の想いで紡がれてきた活動であり、次は私がその想いを紡ぐ番なのだと感じたからです。