JICA研修員 書道に初挑戦!

2019年11月26日

書道用具に興味津々な研修員

何枚も筆運びの練習をしました

スペイン語で「ラ・パス」は「平和」という意味だそうです

すばらしい作品ができました

浦添市文化祭でも書写体験をしました

 
JICA沖縄では研修員への日本文化紹介のため、年に数回書道教室を実施しています。2019年11月21日に実施した書道教室には、5か国17人の研修員が参加しました。
今回の参加者は、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、ペルーと、スペイン語圏の研修員の参集となりました。




書道は全員初めてで、書道用具(硯、墨、文鎮など)の説明や、筆の持ち方、文字の基本となる筆運びの説明を受けた後、緊張した面持ちで筆を持ち“留め”や“はね”に注意しながら練習しました。
力の入れ加減が難しく、とても細い線しか引けなかったり、びっくりするほど太い線を引いてしまったり、あちらこちらで笑い声が上がりました。



筆づかいに慣れたところで「日本」「平和」「花」から、それぞれ書きたい漢字を選び、お手本の書き順を確認しながら練習します。
「自分の国にある地名の漢字!」とペルーから来た研修員は喜んで「平和」の文字を選んでいました。
ラ・パス(La Paz)は平和という意味なのだそうです。




たくさん練習した中から、それぞれ気に入った作品を選び、小筆で自分の名前を書き入れて仕上げます。
用意されたカタカナ表記の自分の名前手本に研修員は大喜びで、半紙いっぱい繰り返し練習していました。
お手本以外に、家族の名前のカタカナを教えてもらって練習するなど、書道をとても楽しんでいました。


また、23日には浦添市文化祭にて「平和」、「愛」、来年の干支の「ねずみ」の書写も体験しました。

今回の研修員の作品は、11月22日から2週間ほどJICA沖縄本館2階に展示していますので、どうぞご覧ください。