「せかいのおはなし会」を開催しました。（開催報告2月19日）

　2月19日（日）、絵本を通して地域の方とJICA研修員が交流する「せかいのおはなし会」を浦添市立図書館のかたりの部屋で開催しました。

　浦添市立図書館の職員による手遊びと読み聞かせのあと、次の絵本の読み手として登場したのは西アフリカのトーゴ共和国から来たJICA研修員です。

　まずは研修員の自己紹介と、出身国トーゴ共和国の紹介がありました。トーゴには沢山の滝があることや、「フフ」という餅に似た食べ物があることを紹介すると、参加者は興味深く頷いていました。

　大型絵本『Brown Baer, Brown Bear, What do you see?』（日本語題『くまさん　くまさん　なにみてるの？』）の読み聞かせは日本語とトーゴの言葉であるテム語で行ないました。日本語でも英語でもない、テム語の独特なリズムにぐっと惹きつけられます。

　最後はみんなでテム語の練習です。絵本に出てきた動物や挨拶を習いました。会場をあとにする参加者は「ミャナ　クッカレ！（ありがとう）」「ブラッタシ！（さようなら）」と挨拶し、参加者、研修員ともに楽しい時間を過ごしました。

おはなし会使用資料
「ぼくのくれよん」長　新太/作・絵　講談社
「Brown Baer, Brown Bear, What do you see?」by Bill Martin Jr., pictures by Eric Carle
H. HOLT
（注）「せかいのおはなし会」は、JICA沖縄図書資料室と浦添市立図書館の共同企画です。