【研修員学校訪問】 歌って踊って世界を知ろう!

2019年7月29日

<北海道帯広養護学校への研修員学校訪問>

研修員とじゃんけん勝負

研修員と図鑑で盛り上がる生徒

 7月19日(金)、JICA研修員のウゲンさん(ブータン)、ベスタさん(ボツワナ)、ミャさん(ミャンマー)、ガリさん(パラグアイ)、アチェラさん(スリランカ)の5名が北海道帯広養護学校 中学部2年生(12人)を訪問しました。
 学校に到着後、研修員は民族衣装に着替え、各クラスに分かれて生徒と一緒にお昼を食べながら交流をしました。生徒は研修員に、「母国にじゃんけんはありますか」と質問したり、動物図鑑を広げて、「好きな動物はどれですか」などの質問をしたりして、和やかな時間を過ごしていました。
 午後の交流では、研修員を代表してパラグアイのガリさんとブータンのウゲンさんが踊りを紹介し、生徒も真似して一緒に踊りながら交流を深めました。最後に生徒が、学校で学習している英語の歌を研修員に披露し、研修員も入りながらお互い盛り上がりました。
 生徒が下校した後、先生が校舎内を案内してくれました。ペットボトルや空き缶のリサイクルを学ぶ仕事部屋や、体育館などを見学し、研修員から「生徒が突然騒いでしまった場合、どのような方法で落ち着かせていますか」、「様々な事情を持つ生徒へのしつけはどのように行っていますか」など、養護学校が行う教育について、先生に様々な質問を投げかけていました。
 母国でも養護学校に訪れたことがなかった研修員にとって、今回の訪問は感慨深い経験となっていました。

※研修コース:
課題別研修「バリューチェーンの整備を通じた農村振興(畜産物の付加価値向上)」