代表挨拶

JICA北海道(帯広)へようこそ。
2022年4月より代表を務めさせていただいている木全(きまた)洋一郎です。

2022年10月よりJICA北海道(帯広)でも来日型研修の受入が再開し、センターには再びアジア、アフリカ、中南米などの顔が戻ってきました。新型コロナの影響により長らく直接の行き来が制限されていましたが、研修員が直接北海道の現場を目にし、地域の方々と対面で意見交換できることに、私も喜びを感じています。
これに合わせて、帯広-マレーシア、士幌-キルギス、更別-ラオス、釧路-タイ、北見-モンゴルなど、道東各地で地域の取り組みを活かした交流・協力も進んでいます。
2023年度は、こうした国境を越えた地域と地域の交流・協力により、世界も、そして十勝も元気にする取り組みを進めてまいります。

来日型研修の再開に合わせて、センターのレストラン「おびくっく」もリニューアルオープンし、珍しい海外の料理をお気軽にお楽しみいただけます。
また世界の料理や文化など好奇心を掻き立ててくれる本が貸し出し自由な図書資料室「おびぶっく」、ゲーム感覚でSDGsを学び、360度カメラによる迫力ある途上国の映像を体感できる展示スペース「おびるっく」と、いずれも無料でお楽しみいただける施設となっていますので、お気軽にお越しください。
校外学習、修学旅行としてのご訪問も大歓迎です。

【画像】

センターでは、隣接する帯広市の国際交流施設「森の交流館・十勝」と合同で、7月に「世界のともだち」、2月に「国際フェスタ in とかち」と、国際交流イベントを実施するほか、カフェや本屋、ショッピングモールなど皆さまの身近なところでも様々なイベントも実施してまいりますので、ご家族、ご友人などお誘いあわせのうえ、遊びにいらしてください。

JICA北海道(帯広)では「道東と世界をつないで「みんな」元気に!」を合言葉に、改めて道東各地のまちづくりの取り組みを大切にし、様々な形で世界とつながせていただくことで、道東の地域そのものを元気にしていきたいと考えています。
コロナ後の新しい社会に向けて、是非一緒に道東地域の魅力を生かして日本・世界との新たな「つながり」を創り、ワクワクするような取り組みをしていきましょう。

2023年4月
JICA北海道(帯広)代表
木全 洋一郎