JICA北海道(帯広)へようこそ。
2022年4月に代表として着任した木全(きまた)洋一郎です。北海道にJICAセンターが開所した翌年の1997年から2年間札幌に勤務していましたが、今般25年ぶりに帯広の代表として北海道に里帰りさせていただきました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで国内・海外とも直接の行き来が制約される中、オンラインでの研修や出前講座を実施してきました。オンラインだからこそ、直接訪問では見ることができなかったドローン映像や過去からの変遷のわかる映像を駆使して、改めて道東地域の技術や経験を教材にすることができました。特に、2021年には十勝、釧路、根室、オホーツク各地域の発展プロセスをわかりやすく映像化させていただきました。これは、日本、北海道の皆さまがご覧になっても、改めて道東地域の歴史や魅力を感じることのできるものですので、是非ご覧ください。
一方、コロナ対策も3年目を迎え、感染対策を講じつつも、少しずつ皆さまにもセンターにお越しいただく機会を作ってまいりたいと考えています。この4月には施設もリニューアルし、ゲーム感覚でSDGsを学べるスペースや、360度カメラによる迫力ある途上国や道東の映像をお楽しみいただけるスペースをご用意させていただきました。その他、様々なイベントも実施してまいりますので、皆さまお誘いあわせのうえ、是非センターにも遊びにいらしてください。校外学習、修学旅行としてのご訪問も大歓迎です。
25周年を迎えたJICA帯広では「道東と世界をつないで「みんな」元気に!」を合言葉に、改めて道東各地のまちづくりの取り組みを大切にし、様々な形で世界とつながせていただくことで、道東の地域そのものを元気にしていきたいと考えています。コロナ後の新しい社会に向けて、是非一緒に道東地域の魅力を生かして日本・世界との新たな「つながり」を創り、ワクワクするような取り組みをしていきましょう。
2022年4月
JICA北海道(帯広)代表
木全 洋一郎