世界の人びとのためのJICA基金活用事業

「世界の人びとのためのJICA基金活用事業」は、国際協力にご関心のある個人、法人、団体の皆様からの寄付金を基に、日本国内の団体が行う開発途上国の貧困削減や生活改善・向上活動、日本国内の多文化共生構築や外国人材受入支援活動を支援するものです。現在、JICA北海道(帯広)で実施中の案件をご紹介いたします。

案件紹介

「自主夜間中学がつなぐ!『日本語学習支援の輪』育み事業」
~道東における外国人材受入支援強化のための日本語学習支援ボランティア養成・スキルアップ事業~

事業主:釧路自主夜間中学「くるかい」
事業実施期間:2023年8月15日~2024年3月31日
事業内容:日本語学習支援ボランティア養成事業

釧路地域には約1,400人の外国人が暮らしており、水産加工、介護、建設など様々な分野で暮らしを支えています。釧路自主夜間中学「くるかい」は外国人の日本語学習を支援する方々の輪を広げ、能力を向上させることを目的に「日本語学習支援者養成講座」を基礎編と実践編の2回に分けて実施します。

【第1回「日本語学習支援者養成講座(基礎編)」】※無事終了しました
日時:10月28日(土)午後1時30分~4時30分
場所:釧路市内の交流プラザさいわい
対象:興味・関心のある方なら誰でも(学生可)
定員:50名(入門講座30名、スキルアップ講座20名)
受講料:無料

【第2回「日本語学習支援者養成講座(実践編)」】
日時:2024年2月17日(土)午前9時30分~12時30分
場所:釧路市生涯学習センター まなぼっと幣舞 ※外部ページに遷移します。
対象:興味・関心のある方なら誰でも(学生可)
定員:50名(入門講座30名、スキルアップ講座20名)
受講料:無料
申込・問合せ:釧路自主夜間中学「くるかい」事務局(佐藤様:090-9751-4194)、もしくは申込フォーム(https://forms.gle/VFTasvqAB4LJSTPaA) からお申込み下さい。

※自主夜間中学とは、学齢期に十分学べなかった方の学びなおしを支援する市民活動です。釧路自主夜間中学「くるかい」は、2009年5月開校。開校当初から、年齢・国籍・学歴を問わず、「学びなおしたい」と思った方(学習者)を受け入れており、この中には日常生活や学校生活で必要な日本語を学ぶ外国籍の学習者も在籍しています。来たい人が誰でも気軽に来て学べるよう「来てみないかい」、「『くるかい』に来るかい?」という親しみを込めて名付けられ、毎週火曜日の午後5時15分~6時45分(第1部)、午後7時~8時30分(第2部)の2部構成で学習支援活動を行っています。

世界の人びとのためのJICA基金活用事業についての詳細は、以下リンクをご確認ください。
https://www.jica.go.jp/activities/schemes/partner/private/kifu/index.html