2019年12月18日
2019年10月5日~2019年10月20日、元十勝農業協同組合連合会参与の西部潤さんが、生乳検査流通管理の指導のため、キルギスに派遣されました。JICAが現在キルギスで実施中の「チュイ州市場志向型生乳生産プロジェクト」の短期専門家としてであり、2019年7月の指導に続いて、今回で2度目となりました。
生乳生産や流通において、数多くの課題を抱えるキルギス。前回、今回の活動を通じて、酪農家、集乳業者の実態がより浮き彫りになったそうです。
一定水準のトレーサビリティの確保、酪農家・集乳業者の衛生管理の向上、高品質な生乳への正当な対価の導入、等、いくつもご提言をいただきました。ただ、実現までには長い道のりがあるようです。
西部さん、根気強いご指導、よろしくお願いいたします。