JICA海外協力隊経験者(OB・OG)の著書紹介

JICA海外協力隊OB・OGが執筆、編集した書籍を紹介します。
(これらは、全てJICA発行の「クロスロード」で紹介されている書籍です。)
※派遣名称は派遣当時のものです。

2009年

イラクで私は泣いて笑う

イラクで私は泣いて笑う NGOとして、ひとりの人間として

編著者:酒井啓子
対談者:佐藤真紀

マスメディアがなかなか伝えない世界各地の問題を伝えたいと、1980年代から各国で国際協力活動を続けてきたNGO・日本国 際ボランティアセンター(JVC)が制作を始めた「JVCブックレット」シリーズの第一弾。イラク研究の専門家である編著者と、JVCのスタッフとしてイラクで活動した協力隊OBの佐藤氏ら3名との対談をまとめている。(めこん 2009年 966円(税込))

OB/OGの経験職種・国

佐藤真紀(シリア・化学製品・H6年度派遣)ほか

ミャンマー 難民キャンプ潜入記

ミャンマー 難民キャンプ潜入記

著者:吉岡逸夫

ジャーナリストであり協力隊OBである著者が、ミャンマーの難民キャンプに潜入し、その過程やキャンプで生活する人たちの実情をつぶさに描いた。どこか日本人に似通った民族性を持ち、自己主張が苦手なミャンマー人たち。そんな彼らの苦しい状況を知ってほしいと著した書。(出版メ ディアパル 2008年 1260円(税込))

OB/OGの経験職種・国

吉岡逸夫(エチオピア・映像・S47年度派遣)

「簡明 日本語‐スワヒリ語 辞典/簡明 スワヒリ語‐日本語 辞典」

「簡明 日本語-スワヒリ語 辞典/簡明  スワヒリ語-日本語 辞典」

編著者:宇野みどり

本書は、タンザニアの初代協力隊員であり、スワヒリ語の専門家である著者が、日本語で書かれたスワヒリ語の専門書を求めるスワ ヒリ語学習者の要望に応えて制作したもの。新語・外来語を含め、日常生活で使うスワヒリ語の単語を、日本語引き・スワヒリ語引き、それぞれ10000語ずつ収録。(国際語学社 2009年 3675円(税込))

OB/OGの経験職種・国

宇野みどり(タンザニア・婦人子供服・S41年度派遣)

「政治の風格 総理をめざした外交官 伴正一の生涯」

「政治の風格 総理をめざした外交官 伴正 一の生涯」

著者:吉岡逸夫

本書はジャーナリストであり、元協力隊員である著者が、青年海外協力隊事業の基礎づくりに尽力した元外交官・伴正一氏の生涯を描いたもの。純粋に日本や世界のことを思って自らの志を貫き通した伴氏の生き方は、協力隊志望者をはじめ、「世の中をよくしたい」と志す若者の心に響くだろう。(高陵社書店 2009年 1420円(税込))

OB/OGの経験職種・国

吉岡逸夫(エチオピア・写真・S51年度派遣)

「Suken MATHEMATICS 3rd Kyu & 4th Kyu」

「Suken MATHEMATICS 3rd Kyu & 4th Kyu」

編著者:山口 哲(フィリピン・理数科教師・H14年度派遣)

本書は、フィリピンやインドネシア、韓国など海外でも実施されている数学の検定試験「数検」の3級と4級の英語版テキストである。実施団体の財団法人日本数学検定協会の研究員であり、元協力隊員である著者が、フィリピンでの学習支援の経験などを通して必要性を感じ、作成したもの。海外での数学の指導でも活用できる一冊。(日本数学検定協会、2009年 1200円(税込))

OB/OGの経験職種・国

山口 哲(フィリピン・理数科教師・H14年度派遣)

「ライフストーリーでつづる 国際ボランティアの歩き方」

「ライフストーリーでつづる 国際ボランティアの歩き方」

編著者:久保田 賢一、浅野 英一

さまざまなきっかけから青年海外協力隊に参加した後、国際協力の世界でキャリアを積み、現在は研究者などとして活躍する11人のライフストーリーを収録した好評書の新版。国際ボランティアの経験をその後の人生にどうつなげていくかを考えるうえでの羅針盤として読んでほしい一冊である。(晃洋書房 2009年 1575円(税込))

OB/OGの経験職種・国

久保田 賢一(フィリピン・理数科教師・S55年度派遣)
浅野 英一(マラウイ・測量・S58年度派遣)

「青の地平線」

「青の地平線」

著者:尾町 寅之助

かつて協力隊に関連する業務を担当したことがある著者が、協力隊についての世間の誤解を解くために著したという短編小説集。協力隊に参加する青年などを主人公にした4つの物語によって、協力隊員のビフォー&アフターのドラマがわかりやすく描かれている。(毎日新聞社  2009年 1260円(税込))

「わたしは誰の子?」 父を捜し求める日系二世オランダ人たち

「わたしは誰の子?」 父を捜し求める日系二世オランダ人たち

著者:葉子・ハュス‐綿貫

第ニ次世界大戦中に、日本の占領下にあったインドネシアで日本人の父と蘭印系オランダ人(インドネシア人とオランダ人の混血) の母との間に生まれた3人の女性の半生を描くノンフィクション。協力隊に参加した後、1990年からオランダで暮らしてきた著者がそこで出会った日系二世オランダ人たちの存在を日本の人たちにも知ってもらいたいと著した書である。(梨の木舎 2006年 1890円(税込))

OB/OGの経験職種・国

葉子・ハュス‐綿貫(ガーナ・保健師・S59年度派遣)

ロロ・ジョングランの歌声

ロロ・ジョングランの歌声

著者:松村 美香

協力隊OGで現在も国際協力の仕事に携わる著者が日本のODAの現状を伝えたいと綴った小説。第1回城山三郎経済小説大賞を受賞。主人公である女性記者の仕事と恋、ODAをめぐる政治と経済を描きながら、経済格差が存在する世界で個人はいかに生きるべきかを問う意欲作である。(ダイヤモンド社 2009年 1680円(税込))

OB/OGの経験職種・国

松村 美香(タイ・日本語教師・S60年度派遣)

「ジャグラー算数教師のネパール奮闘記 ~青年海外協力隊員になってよかった!~」

「ジャグラー算数教師のネパール奮闘記 ~ 青年海外協力隊員になってよかった!~」

著者:村田 誠吾

小学校教諭としてネパールに派遣され、公立小学校の算数教科書の改訂に携わるなど、ネパールの算数教育改善に尽力。大道芸人としてもネパール各地でジャグリングを披露。現地の新聞、テレビでも報道される。王政から共和制へと、激動のネパールで活動した2年間を綴った貴重な体験記!!(帯紙より)(2008年 彩流社 1,800円(税込))

OB/OGの経験職種・国

村田 誠吾(ネパール・小学校教諭・H17年度派遣)

「医療人類学のレッスン ―病いをめぐる文化を探る―」

「医療人類学のレッスン ―病いをめぐる文化を探る―」

編著者:池田 光穂・奥野 克巳

人間にとって不可避の病気や医療とそれへの取り組みという、人間の生と死に深くかかわる現象を取り上げる医療人類学。本書は、聞き慣れないこの学問について、青年海外協力隊OBを含む、医療人類学や文化人類学の専門家たちが概説。本格的に医療人類学を学ぼうとしている人の入門書。学陽書房(2,205円(税込))

OB/OGの経験職種・国

池田 光穂(ホンジュラス・生態学・S58年度派遣)

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